こういったことのできる人は、その場の雰囲気を良くして周りの人を楽しませたいという気持ちはもちろん、自分も楽しみたいという思いがあります。
空気を読むことに長けているので、その場に応じて『つっこみキャラ』や『いじられキャラ』など使い分け、人の注目や気持ちを誘導することがうまいのです。
そして、このタイプの人はいじられることに対して、自分の中で了承したうえでいじられキャラになっていることもあります。
その場を楽しくさせたいという思いが強いので、周りがいじりやすいように上手く誘導してくれるので、周りもそれに乗せられていじってしまうのです。
親しみやすい
いじられキャラの最低条件ともいえるのが、親しみやすいことです。
人をいじるというのは、誰に対してもできるというわけではありません。
誰に対しても壁を作らず、受け入れてくれそうだと思うからこそ、この人はいじっても大丈夫だと思うはずです。
そのため、とっつきにくい人や壁を作ってしまいがちな人は、いじられる前に仲良くなることさえ時間がかかってしまうかもしれませんね。
そのことから、いじられキャラの人は誰からも親しまれ、愛されキャラのことが多い傾向にあるのです。
親しみやすいというのは、それだけで人間関係を円滑に進めることがしやすくなります。
みんなと仲が良いからこそ場の雰囲気を作ることができたりするのでしょう。
仕事に関しても親しみやすいほうが職場の人とも、お客さんや取引先の人とも関係を築きやすいので、何かとプラスになるはずです。
外見や中身に癖がある
いじられるというのは、どこかいじられるようなポイントがなければ成立しませんよね。
そのため、見た目や性格などに特徴がある場合が多いようです。
たとえばぽっちゃりめだったり、話し方や声が変わっていたり、面白い仕草があると、そこをいじられるという風にキャラが出来上がっていきます。
しかし、これは人によっては『いじられる』ではなく、『いじめられる』になんてしまうことも。
本当に気にしているコンプレックスの部分で、人に触れられたくない部分なのかどうか判断する必要があります。
外見や中身などをいじる場合、すぐにいじらずに少し様子を見ることも大切になってきます。
人をいじるというのは、仲良くなって親しくなったうえに成り立つものだからです。
意外と空気を読むことができる
大きなリアクションをしたり、場の中心にいることが多いいじられキャラの人ですが、実は場の空気を読んで、適切な空気に変えることが上手なんです。
自分がいまどんな対応をすることで場の空気が良くなるのか考え、そのためには自分を犠牲にしてしまう人もいます。
その空気の読み方は適切で、その自己犠牲のおかげで場の雰囲気が良くなることもあるでしょう。
空気を読むのが上手で、その雰囲気にすぐ順応し、対応することができるというのは、仕事にも大きなプラスになります。
しかし、空気を読むことができるので、度が過ぎるいじり方をしたり、本気でバカにされたりすると、耐えきれなくなり、爆発してしまうこともあるので、注意が必要になってきます。
いじられキャラに向いている仕事5選
さて、ここからはいじられキャラの人にぴったりの仕事をご紹介していきます。
ここまで色々とまとめてきたように、いじられキャラの人には多くの良い部分があるのです。
それは、人間関係を良くしていくことにも繋がりますし、空気が読めるというのは様々なところで役に立つはずです。
愛されキャラにもなる傾向にあるので、後輩や上司との関係も築きやすく、誰にでも壁をつくらなく親しみやすいので仕事を頼まれやすいという一面もあります。
仕事を頼まれるということは、マイナスばありではありません。
みんなから慕われ、仕事を一生懸命にする姿は上司へのアピールにもなりますし、様々な評価をうける機会も増えるでしょう。
そんな良いポイントがたくさんのいじられキャラに向いている仕事をまとめていきますので、参考にしてみてください。
1、管理職
人との関係を良好に築けるいじられキャラの人は、管理職に向いています。
人を管理することは簡単ではありません。
いかに気分良く、みんなが気持ちよく仕事をしていけるためには、空気を読むのは必須ですよね。
空気を読み、適切な言動ができるムードメーカーのいじられキャラの人は、人を上手に動かすことにも長けています。