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爪を噛む心理と治す方法8個(続き3)

もしかしたら病気かもしれない

爪を噛むことは、無意識に行ってしまう行為(癖)ですが、髪の毛やまつ毛を抜いたり、リストカットなどの行為は、自傷行為に位置づけられています。

興奮して自分の身体を殴ったり、こぶしに血が出るほど壁を殴ったりすることも自傷行為です。

もっと身近な事では、擦り傷で血が出た時に、傷口が治りかけるとカサブタを剥がしてしまうことなどは、誰でも経験があることですが、これも自傷行為なのです。

リストカットでは、死に至ることもありますが、爪を噛む程度では死に至ることはほとんどありません。

しかし、自傷行為は何かのストレスが原因であることは間違いなく、そのストレスを和らげたり発散させるために行う行為なのです。

さらには、成長していく過程で得られなかった充分な愛情を求める行為でもあるようです。

爪を噛む癖が直らない時には、それは脳から分泌される快楽物質である「エンドルフィン」の影響で依存症になっているかも知れません。

大きくなってからの爪噛みの依存症を直すには、カウンセラーに相談するか精神科や心療内科にかかるのが良いでしょう。

爪を噛むことで「快楽」を感じている

先ほどの説明で、爪を噛む行為は自傷行為の一つと書きました。

心に残っているストレスやフラストレーションを和らげるための行為の一つなのです。

この行為を繰り返すことによって、噛むときに脳から快楽物質である「エンドルフィン」が放出されて快感を覚えるからです。

エンドルフィンとは、脳内麻薬とも呼ばれる物質で、特に「βーエンドルフィン」はモルヒネの6.5倍の鎮痛効果を発揮する究極の快楽物質とも呼ばれ、気分をハイに高める作用と気持ちを落ちつける作用も持っていると言われています。

マラソンを続ける人は、運動による肉体的なストレスを、脳から分泌されるβーエンドルフィンで和らげることで「ランナーズ・ハイ」を引き起こしているのです。

ランニングをしていて苦しい段階を越えると、ある瞬間から楽になって、さらには気持ち良くなるという現象のことです。

このような鎮痛作用は習慣性を持つことになって、快感を求めて爪を噛むという行為を繰り返すのです。

だから、爪を噛み続けている人は、噛んでいる時には快感を感じているのです。

だから、簡単に止めることは難しいのです。

不潔に見える


就職してからも、仕事をしながらも爪を噛む人も多いようです。

特に潔癖症の女性から見ると、爪を噛む癖のある男性は苦手なようです。

例えば、PCを使って仕事をしている時に、キーボードを叩かずに画面を見つめて思案をしている時に、無意識に指先を口に当てて爪を噛んでいるのです。

そして。

唾液が着いた指先でまたキーボードを叩くのです。

さらには、唾液が着いた指先で触ったクリアファイルを女性に届けるのです。

クリアファイルにも、歯垢の臭いが移っているようで触りたくないようです。

そんな爪を噛む癖のある男性は、ふらすとれが溜まっているのかタバコも吸う人が多いのです。

すると、口臭も酷くて近くには寄りにくく、彼の指先もきっとニコチン臭が強いのだろうと想像してしまうのです。

このように、爪を噛む人は、特に男性の場合は、女性スタッフはしっかりと観察して予防線を張っているようです。

爪を噛む男性は、不潔な人というレッテルを貼られますから、自覚のある人は止めるように努力するべきです。

感染症にかかる可能性がある

爪を噛む時には指先を口の中に入れます。

この指先が不衛生なら、悪性のウイルスやバクテリアも直接口に入れることと同じなのです。

すぐに感染してしまう危険があります。

また、指先の爪の周囲も炎症を起こす時が合って、この傷口からも感染症のバイキンが侵入することもあります。

指先が化膿している時には、膿が出ているとそのまま口の中に入り込みます。

こんな症状の時には特に注意するべきです。

また、インフルエンザやノロウイルスが流行っている時には、外出中につい爪を噛んでしまうとこんな病気にかかってしまいます。

さらには、海外から多くの観光客が来日し、感染症の危険地域からも入国して各地を観光して回っています。