そもそも美醜の判断は個人の好みの差によって分かれます。
自分が好みの顔だと判断した相手に対しては、女性であれば可愛い・綺麗と感じやすく、また男性であればかっこいいと感じやすいです。
そのため、自分が可愛いと思った女性を、他の人は可愛くないと言ったり、自分が可愛くないと思った女性のことを、他の人は可愛いと言ったりすることもあります。
そして、もし自分が思う美人と距離が近い場合も、自分の顔とつい比較してしまって、自信を失くしてしまうこともあるでしょう。
友達が美人ばかりだと、自分の顔をコンプレックスに感じたり、または友達を妬ましく思ったりしてしまい、ますますそんな自分を嫌になってしまう負の連鎖も起こりやすくなります。
客観的に見てブサイクだと感じてしまう
自分の顔を客観的に見たときに不細工だと感じてしまう人は、自分の顔に自信が持てないでしょう。
客観的に見るというのは、この場合は一般的な美醜の価値観と自分の顔を照らし合わせたり、またはモデルや芸能人など、整った顔立ちと言われている人たちの顔と自分の顔とを照らし合わせたりして、「人から見た自分の顔」を判断します。
自分自身で「客観的に判断している」という自覚があると、主観的に「自分はブサイクだ」と感じるよりも、より落ち込みやすく、劣等感を抱いてしまいやすいでしょう。
人の好みは千差万別ですので、ある人にとっては自分の顔は好みかもしれませんし、整っていると思ってくれているかもしれません。
しかし、客観的に自分をブサイクだと判断してしまうと、それだけ他の人が何を言ったところで自分をブサイクだと思う気持ちを変えることが難しくなってしまうでしょう。
パーツに不満がある
自分で「自分の顔は完璧だ」と自信を持っている人はそう多くはないでしょう。
どんなに自分の顔に自信のある人でも、一つひとつのパーツを見ていくと、どこかに不満や気に入らない点が出てくることが多いです。
私たちが日頃憧れているモデルや芸能人の整った顔立ちでも、当人たちにとっては何かしら気に入らない部分があるのでしょう。
美しいと思われている芸能人でも、当人たちにとってはどこかしら気に入らないパーツがあるのですから、私たち一般人が自分の顔のパーツに不満があっても、何らおかしくはないでしょう。
2、生理的に無理な顔である
自分の顔を、生理的に無理な顔だと感じている人の場合は、単に自分をブサイクだと思っている人よりもその悩みの度合いは深いことが多いです。
例えば自分の顔にそこまで自信が持てなくとも、顔のパーツに自分で愛嬌を感じていたり、どこか気に入る部分があったりすれば、まだそこから自信を持ち直すことは出来ます。
しかし、「生理的に無理」となってしまうと、どう努力したところで自分の顔を好きになることが出来ずに、顔に対する悩みを一生抱えてしまうという人も中にはいます。
先ほども挙げましたが、数十回と整形を重ねても、それでもまだ満足出来ずに自分の顔を好きになることが出来ない人が時々います。
そうした人の場合、ただ「自分の顔が嫌い」というだけでなく、生理的に自分の顔が無理だと思ってしまっている可能性が高いです。
好みや理想とかけ離れている
自分の理想とする顔や、好みの顔がある人の場合、自分の顔がそれとかけ離れていたら自分の顔を生理的に無理だと感じてしまうことがあります。
あなた自身、「こんな顔になりたい」という理想や憧れはありませんか?
その願望が強い人ほど、理想と現実との差にショックを受けて、自分の顔を嫌いになってしまうケースも多いのです。
また、理想の顔に近づこうとして何度も整形を繰り返すこともありますが、どんなに骨格をいじったところで、100%自分の願う顔になれる人はそういないでしょう。
どんなに努力しても理想そのものにはなれないという現実から、ますます自分の顔を嫌いになってしまう人も中にはいるのです。
愛着が持てない
多少なりとも自分の顔に愛着を感じている人は、無理な整形をして極端に自分の顔を変えることもなければ、コンプレックスの中にも自分で気に入る部分がある場合があります。
しかし、生理的に自分の顔を無理だと感じている人の場合は、自分の顔に対して愛着を持つことが出来ません。
誰でも愛着を感じるものには大切にしようという気持ちが湧きます。
しかし、愛着のないものには関心が持てず、また「好きになりたい」「好きになろう」という気持ちにもなれません。
自分の顔に対してそう思っているのであれば、とにかく自分の顔が嫌で嫌でたまらなくなってしまいう可能性があります。
3、ネガティブ思考になっている
ネガティブ思考になっている人は、自分の顔を嫌いになりやすいです。
ちょっとしたことで直ぐに落ち込んだり、「自分なんて・・・」と自暴自棄になったり、自分や周りで起きた出来事に感化されて、ネガティブ思考になることが多いです。
そんなネガティブ思考になってしまっている時は、自分の顔に対しても悪い方向へと考えてしまいがちです。