この他愛ない話題は楽しく感じているようだと思うと、さらにその話題を広げていけば会話も続くし弾むのです。
相手が楽しく感じる他愛ない話題を見つけるのが重要です。
6.上手く話そうとしない
誰か有名な人の講演会に参加すると、本当に伝えたい事や自分の考えを時間内に上手く話します。
独特の口調や身振り手振り、そしてユーモアを交えて話してくれるのです。
参加している年代、会場の雰囲気なども考えて上手に話すのです。
これは、その講師が講演会で話し慣れていることもありますが、事前に提案したテーマに沿ってじっくりと構想を練って来ているからです。
しかし、誰かと急に街角で会ったり、何かの会合で出会っても、この人に会ったらこれの話をしようと準備していることなどはほとんどありません。
何かを聞かないと困るというような重要な事柄があれば別ですが。
だから、普通の状況では、プロのように上手く話せる訳がないのです。
他愛ない会話をしないで、すぐに真剣な顔で話そうとしても、相手も緊張してしまい上手く話せないのです。
話しがバラバラになってしまったり、間違って別の人のことを話してしまったりと、自分自身も混乱することになりかねません。
上手く話そうとして失敗し、赤っ恥をかいてしまう可能性もあります。
堅苦しい会話になってしまう
最初から言いたいことを順序立てて全てを上手く話そうと思わずに、他愛ない話題を織り込んで和やかに話すことに心がけましょう。
ぜひ言いたい言葉(キーワード)を覚えていて、断片的に伝えればよいのです。
多少前後しても構いません。
終わりの挨拶をしてからでも、「あっそうだ、忘れていた」と切り出してから言いたいことも伝えれば良いのです。
他愛ない話題と気軽な雰囲気で会話を包み込むことが大切です。
7.日頃から雑談のネタを考えておく
主婦ならTVでお昼のワイドショーなど、各局がそれぞれ有名タレントを集めてトーク番組を放送しています。
芸能人の情報や不倫、結婚の話から、最近の事件、スポーツの話題、政治家の話題と事欠きません。
あちこちの局の番組を見ても、だいたい同じような情報を流しています。
ただ違うのは、コメンテイターの顔ぶれで、それぞれがあるテーマに対して自分の意見を述べているのです。
そんな情報番組を見ていると、他愛ない情報も知ることもできます。
こんな話題があって、実は裏ではこんなことも起こっているという裏ネタも分かります。
日頃からこのような雑談のネタを掴んでおくことも必要です。
他愛ない会話をしたいときに活用できるからです。
いざという時に使える
身近な他愛ない話題に飽きた時などに、芸能人の裏情報やらこの手の雑談のネタを知っていると、いざという時に使えます。
相手も同じような情報源から仕入れていたりすると、「わたしも知ってる知ってる!」と喜んで、もっと違うネタを披露してくれるかも知れません。
すると、そのネタを覚えておけば、次の人との会話にも他愛ない話題として話せるのです。
だんだんと雑談のネタが増えていくでしょう。
8.緊張しない
他愛ない話題で会話をする時には、こちらが緊張していては他愛ない話しも陰がかすんでしまいます。
おもしろいはずが笑えなくなるのです。
こんな経験をお持ちの方も多いと思います。
他愛ない会話のつもりが、お互いに固まってしまうのです。
どちらから気を利かして緊張を解くように話すと良いのですが、普段からあまり会話が無い人との場合は、緊張が続いて暗い雰囲気になってしまいます。
まずは、他愛ない会話とは、値打ちの無いつかみどころのないような軽いものでいいのです。