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表現とはどういう意味?言葉の表現力...(続き6)

言葉による表現というのは単調になってしまいがちなのが問題です。

きちんと起承転結を考えることで、相手も話の続きに興味を持ってくれるでしょう。

もちろん、起承転結でなくても、話しにメリハリがあれば構いません。

要するに相手の気持ちを持続させて退屈させないということが大切だからです。

ですが、言葉の表現力を身に着けたいと思っている方は、まずは意識するのは起承転結です。

起承転結は一番わかりやすく、そしてすっきりする形で話を終えることができるものだからです。

特に口語での言葉表現において起承転結を意識するのは難しいかもしれませんので、まずは書き言葉の中で起承転結を意識できるようにしておくと良いでしょう。

面白い例えを取り入れる

言葉による表現は、ただ難しく話しているだけでは人の心を飽きさせてしまう可能性が高いものでしょう。

ただ耳から入ってくる難しい情景を考えているだけでは眠くなってしまうという人もいるかもしれませんね。

授業中にしょっちゅう眠くなってしまうというのは、言葉による表現が多いからであって、それをつまらないと感じてしまえば眠くなってしまうのは当たり前です。

言葉によって表現する際に必要なのは、何か相手の心をひきつけるようなことを離すということです。

手っ取り早く言うと、相手を笑わせることができれば、相手は話題に興味を持ってくれるでしょう。

ここで大切なのは、何か面白いたとえを取り入れるということです。

相手が「これは面白い話なのではないか」と思ってくれるような例を入れると、途中に難しい話が入っていたとしても、興味を途切れさせることなく続けることができるでしょう。

面白いたとえばかりで何も頭に入って行かないようなことを離すというのは問題かもしれませんが、途中で相手の心をひきつけるような何かを入れるということは絶対に必要な要素となります。

とにかく書く・話す

ここまでたくさんのコツについてご紹介してきましたが、最後に、一番大切なのはとにかく書いて話すということです。

実践あるのみ、ということですね。

この理由は明らかで、言葉による表現というのは、人間の行動の一つだからです。

人間は理論を理解していても、それを実践できるかどうかということはまた別になる生き物です。

自分の中にあるセオリーに必ずしも従うことはできないのです。

だからこそ、身体で覚えていくという作業が絶対的に必要になってくるのです。

色々な理論が入っていても、実際に話したり書いたりして見ると具体例がなくなってしまったり、起承転結を意識できなかったりと失敗することばかりでしょう。

その失敗や自分の欠点をカバーするような言葉の使い方は、理論的に覚えるのではなく、経験値から覚えていくものです。

どのように表現すれば相手に分かってもらえるのか、自分のウィークポイントをカバーするような言葉の表現のコツはどのようなところにあるのか、そこは自分だけが知っていることです。

ただ理論を学んでいても分かるものではないので、とにかく話す、そして書くという実践が絶対的に必要になりますね。

表現力を身につければビジネススキルも向上する

いかがでしたか?

表現は社会生活を営む上では絶対に必要となるスキルです。

相手のことを知るだけではなくて、きちんと自分のことを知ってもらいたいと思ったのなら、表現をする必要があるからです。

自分の内面世界がきちんとある人であれば特に、表現をせずにはいられないでしょう。

ですが、表現をするのは人によってスキルが異なります。

自然と表現をすることができる人もいれば、そう簡単に表現をすることができない人もいます。

ですが、ここで言えるのは、表現力があれば、それだけ社会の中では得をする機会が多いということです。

表現力を身に着けていることで、ビジネススキルが上がるということもあるかもしれません。

自分の中にある考えや、自分が持っている知識を相手に正確に、分かりやすく、そして魅力的に伝えるような術を持っているということは、相手にきちんと分かってもらう上では必要なことだからです。

自分のことを表現するのが苦手だと思っている人であったとしても、ビジネスのための必要なことであれば学ぶ気になれるのではないでしょうか。

表現力というと芸術方面に偏ってしまいそうな感覚はありますが、一般人の普段の生活の中でも役に立つものだと考えて、ぜひ、表現力を身に着けられると良いですね。