同期よりも仕事ができないという劣等感
会社では、少なからず同じ職場内に同期がいることでしょう。
会社に入った時期は同じなのに、自分よりも同期の方が仕事が出来ている場合、劣等感を感じてしまうことがあります。
同じ仕事内容に取り組んでいても、同期の方がいち早く仕事を終わらせたり、または能力が高かったりすれば、当然上司や周りの人たちは同期の方を褒めるでしょう。
例え上司や周りが自分と同期を比べることをしなくても、心の中で「周りが自分と同期を比べているんじゃあ・・」と考えたり。
「自分は使えないやつだと思われているんじゃあないのか」と勝手にネガティブな感情が沸き上がってきたりします。
ネガティブな性格の人ほどこうした傾向が強いため、同期が優秀な人であるほどに、自分の中の劣等感が増していきます。
同期が悪いわけでもなく、また自分自身が悪いわけでもありません。
それでも同期よりも仕事が出来ないという劣等感に耐え兼ねて、仕事をするのがしんどく思えてしまうことがあります。
失敗をずっと引きずる
真面目な人や完璧主義な人、神経質な人や責任感の強い人などは、自分の失敗をずっと引きずってしまうことがあります。
例えば朝一で何か仕事で失敗をしてしまったら、その日の仕事終わりまでずっとそのことが頭から離れなくなってしまいます。
他の仕事をしながらもやもやと落ち込む気持ちが頭の中を支配したり、「朝ミスをしたから次はしないようにしないと・・!」と肩に余計な力が入ってしまったりします。
また、「失敗をしたのだから、あまり明るく振舞ってはいけない」という妙な考えが生まれます。
暗い雰囲気のままで仕事をしていたら、上司から「いつまでも落ち込んでないで気持ちを切り替えて仕事しろ!」と怒られてしまい…。
どうしていいか分からなくなってしまうこともあるでしょう。
真面目な人ほど一度失敗をしてしまうと、仕事をすることが怖くなってしまい、しんどい気持ちになってしまう人がいます。
失敗をバネにできない
失敗をバネに出来る人は、失敗したことに対して一度しっかりと反省をしたら、その後はさっさと気持ちを切り替えて仕事に取り組みます。
そして同じ失敗をしないように気をつけながら、失敗した分の名誉挽回を迅速に行います。
明るく振舞っていてもそれを咎める人はいませんし、結果を出して上司を納得させることも出来ます。
一方で、いつまでも失敗を引きずる人は、「失敗した自分を反省する」ことに時間を長々と取られてしまいます。
そのため名誉挽回にも時間がかかり、人によっては気持ちの焦りからさらに失敗してしまい、一度目の失敗をバネにすることが出来ないのです。
常にネガティブ
世の中には、自分に自信がある人と、自信がない人がいます。
自分に自信がある人は、根拠のない自信を持っている人と、自分で努力した結果自信を持つに至った人がいます。
後者の人は世の中で成功者になる可能性が高いです。
一方で、自分に自信がない人は、常にネガティブな考えを抱いています。
実力はあるのに自信がない人もいれば、自信がないゆえに行動出来なくて、自分の能力が未知数のままの人もいます。
ネガティブな人は物事一つとっても、悪い方向へと考える癖がついています。
何かをする時にも、成功する姿よりも失敗する自分の姿を想像してしまいがちです。
思い込みは実際の行動を誘発しますので、自分の想像通りに悪いことが起こってしまうと、「やっぱり」とますます自信を失くしてしまうのです。
常にネガティブな人は仕事に対しても後ろ向きですので、しんどいと感じやすいです。
人が怖い
人が怖いと感じている人は、人間関係が上手くいかないため仕事はおろか、出社することすらもしんどいと思ってしまいます。
自分の仕事ぶりに対して周りの人がどう思っているのか、常に周りの目や評価が気になってしまい、行動も周りに合わせたものになってしまいがちです。
また、人が怖いゆえに他人のことを信じることも出来ません。
何か困ったことがあってもそれを上司や同僚に相談することも出来ずに、職場ではいつも無口で通してしまうことが多いです。
人が怖いという人は、そもそも人の多く集まる職場で働くという環境に抵抗がありますので、仕事内容に関係なく、会社自体がしんどいと考えてしまいがちです。
過去に大きなトラウマがある
人が怖いという人は、過去に人間関係で大きなトラウマを持っていることが多いです。