例えば子ども時代に大人に嫌な目にあわされたり、学生時代にイジメにあったりと、人から裏切られたことがある人は、人を信じることも怖いと思えてしまうでしょう。
そして人が怖いからとそれを克服することもしなければ、社会に出てからも人と接することが怖いままですので、人間関係を上手く構築することが出来ないのです。
人が怖いから誰かに話しかけられても最低限の返ししか出来ずに、話を広げていくことも、心を許せる友人を作っていくことも出来ません。
また、職場で相談出来るような相手を作ることも出来ずに、仕事に関する悩みをたった一人で抱えたままになってしまうため、精神的に落ち込みやすくなってしまいます。
実際には助けを求めれば、周りで助けてくれる人はいるでしょう。
しかし、「助けて欲しい」と自ら声を上げなければ、手を差し伸べてくれる人もいないのです。
周囲の目を過度に気にしてしまう
周囲の目を過度に気にしてしまう人は、他の人よりもしんどいと感じてしまいやすいです。
何故なら、自分の仕事内容だけに集中することが出来ないからです。
仕事をしながらも、常に周りの目を気にしてしまいます。
いわば仕事と周りに対する意識とを、同時に頭の中で行っている状態となります。
二重に頭を動かしていれば疲れてしまうのは当たり前ですし、しんどいと感じてしまいやすいでしょう。
ネガティブな人や神経質な人にはこのタイプが多いです。
個人の性格として周囲の目を過度に気にしてしまう場合には、気にしないようにしようと思っても、中々それを思うように実践することは出来ません。
そのため、しんどいという気持ちばかりが日々積み重なっていってしまいます。
仕事がしんどいと感じる時の乗り越え方
仕事がしんどいと感じる時、あなたならばどのように乗り越えますか?
例えば遊びに出かけて嫌な気持ちを振り払ったり。
休みの日には温泉やマッサージでリラックスをして気分転換をしたり。
人によってさまざまな気持ちの切り替え方、しんどい気持ちの乗り越え方があるでしょう。
そんな中から、おすすめの方法をご紹介していきます。
毎日小さな目標をひとつずつクリアする
仕事がしんどい時には、無理は禁物です。
しんどいと感じているのに、それ以上に無理を強いてしまうと、ますます仕事が嫌になってしまいます。
気持ちが重たい時にこそ、何か目標を作ってそれに向けて進み、達成感や充実感で気持ちを切り替えるという方法があります。
それをする時には目標は小さく設定しましょう。
小さな目標であればクリアしやすいです。
小さくても目標を達成した時には達成感を得られますので、少しは気持ちの切り替えが出来るようになります。
それを毎日続けていれば、自然と気持ちを持ち直していくことが出来るようになるかもしれません。
達成感を感じ、自信がつくようになる
人は「これをやろう!」と思ったことを達成できると、達成感を味わえます。
その達成感とは、目標が困難なものであるほどに大きく、また精神的な快感を伴います。
例え小さな目標であっても達成感には変わりありません。
一つずつクリアしていくごとに気持ち良くなっていきますし、また「達成出来た」という事実は自信に繋がります。
自分に自信が付くようになると気持ちが前向きになります。
そこから自然としんどい気持ちがなくなっていく人もいます。
目標を達成し、物理的もしくは精神的な報酬を得ることを報酬型と言います。
このタイプの人はしんどい時にこそ、小さな目標を一つずつクリアしていき、気持ちを底上げしていきましょう。
自分への小さなご褒美を用意する
仕事がしんどい時には、無理して仕事に良い感情を抱こうと思っても難しいでしょう。