いざ祭りの準備に取り掛かると、もちろん初めてのことで要領もよく分かりません。
そのことは仲間にも重々言って了解を貰っていたはずでした。
しかし、担当する人も次々と変わっていくので、時々は足手まといになってしまうのです。
そんな時に重鎮のようなリーダーの人から、「おまえ、何やってんだ!初めて参加と言っても常識で考えれば分かるだろ!」と強い口調で上から目線で叫ぶのです。
「それはないだろう!こちらも下手に出ているのに上から目線で言いやがって!何年もやってるから馬鹿でも覚えられたんだろ」と心の中で言い返したのです。
ちょっと経験があるだけのことで、偉そうに言うのは避けるのです。
否定的な言葉を使わない
つい相手の言葉をさえぎって口を挟むのは、自分にも何かの確信か自信があってのことです。
そして、自分の考えの方がきっと優れていてベターのはずだと思い込んでいるからです。
そして、「わたしの言うとおりにしないと、あなたたちはきっと大損をするのよ」と大見得を切っていることなのです。
このように、まずは話しを遮っておいて、「それは間違い」と否定をしてから自分の考えを主張するのです。
このパターンは、典型的な自己中心的な人の態度なのです。
周りの人は「またこのパターンかあ」とうんざりするのですが、本人は分かっていないのです。
どんな時でも、まずは否定的な言葉から入らないことを心掛けるべきです。
3、周りへの迷惑を考える
みなさんの周りでも、他人に何らかの迷惑をかけている人がいるはずです。
そして、そのような人というのは、他人に迷惑をかけているということを認識していないことが問題なのです。
わたしの会社の何人かの上司のうちの一人が困るんです。
何が困るかというと、タバコ臭いのです。
その人は、1日に2箱ぐらいタバコを吸うのですが、現在では喫煙場所というのは分離されています。
もちろん屋外にベンチと吸い殻入れを設置していて、愛煙家はいつもそこで吸ってはいるのですが。
まずは、髪の毛が臭いのです。
次に指の先がタバコのタールの影響でしょうか汚れたように茶色なのです。
そして最悪は口臭なのです。
廊下で立ち止まって書類を手渡しされた時に、声を出すたびにタバコ臭の息が降り注ぐのです。
もう死にそうになりますが、仕方がありません。
このように、自分では認識していないけれども、周りに迷惑を振りまいている時があるということを知るべきです。
自己中心的な考えも、これと同じようなことで、自分では普通に話しているつもりでも、相手にとっては苦しく感じることがあるのです。
これまでに、自己中心的な人の問題行動を説明してきましたが、当てはまることがあれば、全てを一度に見直すことは大変ですが、どれか一つでもまずは修正するように努力が必要です。
4、自分にされて嫌な行動をしない
自己中心的な人は、自分に都合が良いことや得になることに対しては敏感です。
あまり関係ない事柄には、どうでもよいという態度を示すこともあります。
例えば、職場旅行をしようということになって、計画を立てることになったのです。
自己中の人はもちろん不参加ということですが、何かのことでつい旅行のことに触れると「ちぇ!」と一言言って背を向けてその場を離れるのです。
いくら自分に関係ないことと言っても、舌打ちをして逃げるのは、周りの人にとっては気分が悪いものです。
それに多いのは、みんなで集まって何かの話し合いをしている時に、自分に関係ない時とか興味がない時になると、机の下で一生懸命にスマホを操作している人も見かけます。
「つまらないことで集まって話をするなよ」という抗議のつもりか分かりませんが、自分勝手な行動を取ってわがままな態度を見せるのは、自己中心的な人に多い行動パターンです。
そんな人は、自分が話ししている時に、同じように相手がスマホをいじっているとしたら、きっと激怒することになるはずです。
自分にされて嫌な行動はしないことです。