販売業などであれば立ち仕事ですし、動き回っている仕事ではなかったら基本的に同じ姿勢を続けるようになります。
最近は仕事の時のみならず、同じ姿勢でスマホを見続けるなどの事も問題視されています。
ですので、まだ社会人ではない子であっても体がこっていることがあります。
基本的に同じ姿勢が続くことで緊張したりすることがコリの原因になります。
力が入って筋肉が酸素不足になる
何か姿勢を保つというのは筋肉を使う形になります。
デスクワークで何かを書く仕事をしていればペンを握ることになり、肩に力が入る形になります。
ドライバーの方もハンドルを握るときに緊張状態であることもあるでしょう。
運転の得手不得手はあるかもしれませんが、事故を起こさないように気を付けているということは一定の緊張状態にあります。
このようにどこかの部分に力が入ることによって、その筋肉部分が酸素不足となります。
酸素不足というのは人間の体にとっては基本的に望ましいことではありません。
そうなると次はどのようになってしまうのでしょうか。
乳酸が発生する
そうなると乳酸が溜まる状態になります。
この乳酸の何が良くないのかというとこれが疲れの原因になるのです。
よく走った時に筋肉に乳酸が溜まると言われていてこれがあまり良くないという話を何となく聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
調べた情報によると筋肉への酸素供給が運動をすることによって間に合わなくなり、本来なら正しく使われるとエネルギーとなるブドウ糖がうまく燃焼しきれずに燃えカスとして乳酸が溜まるようになります。
そして、この乳酸が溜まることによって疲れが引き起こされるのです。
筋肉が固くなって凝る
では、この乳酸が溜まったらどうなるかということでここからが本題なのですが、筋肉が硬くなるという現象が起こります。
これが筋肉疲労の原因です。
普段激しい運動をしていないから大丈夫と思いますが、デスクワークや少々の家事でもそのような現象は起こります。
激しい運動ではなくても長期間その姿勢をすることによってコリが発生します。
ですが、いろいろな説があり、乳酸説を否定する動きもあるのだとか。
疲れの原因は乳酸ではなく、筋肉自体の傷み説もまたあると言われており、科学が進んだ現代でもいろいろな諸説があるようです。
いつも同じ部分が凝ってしまう理由
人によって凝る部分は違いますが、結構同じような部分がこっていませんか?
例えば肩こりがひどいとか、腰がこっているとかです。
では、同じ部分がこってしまう理由としては何があると思いますか?
姿勢の癖
まず挙げられるのは姿勢の癖です。
著者もそうなのですが、姿勢でも猫背であったりとその人特有の癖があります。
当然癖ですので無意識にしていますし、継続的にそうしています。
そうなると必然的に負荷をかけている筋肉部分がこるというメカニズムなのです。
そう言われてみると至極当然という気もしますね。
猫背となると自業自得感があるかもしれませんが、仕事の関係上同じような姿勢を続けないといけないこともあり、それは決して他人ごとではありません。
末梢神経がやられている
末梢神経がやられているという事も原因の一つですが、そもそもこの状態とはどのような状態のことを言うのでしょうか?
末梢神経がやられるとは穏やかな表現ではありませんね^^;。
ですが、結構日常生活においてもそのようなことは起こりえます。