最近インターネットの普及や発展が目まぐるしい世の中で、「意味の分からない言葉」が増えたとは思いませんか?
一種の「陰語」のようなものもあり、理解できない言葉が多くなってきました。
みなさんはどうでしょうか。
そんな中、今回の記事でご紹介したいのはズバリ、「ぐぐる」です。
みなさんはこの「ぐぐる」の意味はご存知ですか?
「ぐぐる」はどういう意味?
「そんなんお前、自分でぐぐれよ」とか、「ぐぐれば分かるんじゃない?」とかを言われたご経験はないでしょうか?
そういった言葉の意味・出来た経緯など今使われている「ぐぐる」の現状を紐解いていきたいと思います。
では順番にみていきましょう。
「ぐぐる」の意味
「ぐぐる(または、ググる)」の意味は、「Google検索すること」です。
「Google」は分かりますよね?
アメリカの企業Googleが開発・運営している「インターネットの検索エンジン」のことです。
検索エンジンとは他に、「Yahoo!」、「Bing!」などが有名どころとして挙げられますね。
これは簡単に言えばインターネットで、ネット上にある画像や、動画、ニュースなどいろいろな情報を検索する機能やそのプログラムの事を言います。
日本ではほとんど「Google」と、「Yahoo!」の2つが独占してます。
どうやって生まれた言葉?
「ぐぐる」は、Google検索することとご紹介しました。
ではどういった経緯でこの言葉が生まれたのでしょうか?
「Google」は、1996年に「バックリンク」を評価・分析する検索プログラムである「BackRub(バックラブ)」を開発しました。
「バックリンク」とは、Webサイトにある「ハイパーリンク」のことです。
良いWebサイトに参照されているハイパーリンク先のWebサイトは、同じく良いサイトであるという観点から、この「BackRub」を開発しました。
Web検索において、「検索ワード」と、検索項目に並ぶ実際のWebサイトとの関連性をこれによって高めたと言われています。
これが検索エンジン「Google」の前身です。
リンク先に多く設定されているサイトは、優先的に検索欄の上位に並ぶといった方法をとり、2002年には世界で一番使われる検索エンジンにまで発展していきました。
こういったことから、我が国日本でも、2000年代初期ごろから、Googleが使われる機会が増えました。
若者の間で、「分からない事があったら自分でGoogle検索しろっ」という事が言われ出して、「ぐぐる」に至ったということです。
この「ググれ」が、使われ出した時には「そのくらい自分で調べろよ」という、高圧的な意味も含まれていたようです。
現在ではもう少し、和らいだ意味で使われるようになったようです。
3. どんな人が使っている言葉?
前述でもありましたが、言葉が出来た当初は主に、「若者」が率先的に使っていました。
「ググレカス」なんてことも言われていたみたいですね?
では今ではどうでしょうか?
皆さんも会社で雑談しているような時に使っているのを耳にした事がありませんか?
確かに年配の方はまだ使われていないのかもしれません。
30代~40代前半くらいの人なら使っている人もいるのではないかと思います。
元々は一種の「ネット用語」だったので、抵抗があって使っていない人もいるかもしれません。