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「ググる」とはどういう意味?正しい...(続き3)

今やインターネットでは国内でも当り前に使われるようになった「Google」。

一体どんな経緯でここまで発展してきたのでしょうか?

気になるところを順番にまとめていきます。

1. ネットの世界でのグーグルの強さ

前述でも少し触れましたが、インターネット検索エンジンとしての「Google」の強さはまず、何と言っても「SEO」が挙げられます。

「SEO」とは、「S=Search(検索)」、「E=engine(エンジン)」、「O=Optimization(最適化)」のそれぞれの頭文字をとった、「検索エンジン最適化」のことを指します。

あまりピンとこない言葉かもしれません。

簡単に言うとこの「SEO」とは、言葉を入れて、検索したときに並ぶ「各Webサイト」の並び方を、より関連性の高い順に並び変えるシステムのことです。

簡単に言っても少々難しくなってしまいました。

例えば、「○○テレビのドラマの××について調べたいこと」があった時、検索エンジンの入力フォームに「ドラマ ××」と入れて検索したとします。

そうしたとき、大体は「番組の公式ホームページ」が一番上に検索結果として出てくると思います。

2番目はどんなサイトか?3番目はどうか?と、その検索ワードの「結果の並び順」のことを言っているのです。

このSEOは、本来出資者が儲かるような目線、つまり「生産者側」に立って物が売れやすいように検索結果が並び変えられるのです。

ですが、「Google」のSEOは「消費者側」に立ってプログラムが組まれています。

いかに物が売れやすいように「スポンサー」が有利になるようなSEOを取っても、「消費者及びユーザー」が使いにくいもの、押し売りに近いものになってしまったら、「消費は伸びず」、誰も使いたがらなくなります。

こうなっては元も子もないので、Googleではより「ユーザー目線」に立ったシステム作りを心掛けているのです。

その証拠に「Google」では「SEO」を、変わり易い時代の流れにすばやく合わせられるように頻繁にシステムを更新しています。

また通常、検索エンジンを使用する為には何かしらの「会員登録」を強いられる場合があります。

しかし、Googleの場合は「完全無料」で、特に会員登録も必要ありません。

全て、外部の企業からの「広告収入」で利益を出しているのです。

こうしておく事によって、人気が出ないもの、またユーザーが望まないようなやり方を進めていくことで、この「広告収入の減少」が顕著に出てきてしまうため、Googleとしても利益が下がります。

そういった「ユーザーからの支持を第一」に考え日々検索エンジンのシステム作りに励んでいるのが「Google」なんです。

2. Googleの会社概要

「Google」は1998年に創業されたアメリカの多国籍企業で、創業者は大学時代の友人同士であったラリー・ペイジと、サーゲイ・ブリンの2人です。

創業者の2人は、「検索エンジンGoogle」の前身である「BackRub」を開発しました。

そして、このシステムは開発された1995年当時では珍しい、コンピューターに自動で情報を収集させる「ロボット型検索エンジン」に分類されるものでした。

「BackRub」についての説明は前述の通りですが、それから爆発的にユーザーを増やし、その後「Google」を設立。

アメリカのみならず、私たちの国があるアジアや、ヨーロッパにも拡大していき、今のような世界屈指の大企業になったということです。

純利益は毎年約2兆円弱計上しており、この純利益は日本で言うと「トヨタ」と同じくらいです。

こう考えると「トヨタ」もすごいですね?

ちなみに純利益1位は「アップル」で4兆円くらいだそうです。

話はそれましたが、「Google」は毎年「働きたい企業ランキング」でも国内ベスト3に入っています。

企業としても「クリーン」で、「良いイメージ」を世間から持たれているようです。

実際に慈善事業も多く行っています。

その一例としては、「伝染病流行」や、「自然災害」に対する「予知・予測」のシステム開発の為に、関連研究機関等への資金提供を行い、他には「新型のエネルギー開発」等にも注力している状況です。

3. 世界での検索シェアはどれくらい?