そんな「ユーザー第一を掲げているGoogle」ですが、次に世界では一体どれだけ使われているのでしょうか?
「検索エンジン」の市場シェア率は、簡単にインターネットで調べる事が出来ます。
みなさんも良ければ調べてみて下さい。
そこで、今回は2016年の「検索エンジンシェア率データ」をご紹介します。
有名な検索エンジンシェア率の解析サイト「StatCounter」によると、2016年の世界での検索エンジンシェア率は「Google」がトップで、およそ89%でした。
つづいて2位は「Bing!」でシェア率は約「4%」、3位は日本でも有名な「Yahoo!」でシェア率は「3%」ほどでした。
この「検索エンジンシェア率」の解析結果は他サイトで見てみると若干の違いはあります。
大体何処のサイトでも「Google」が全体の80%~90%のシェア率を占有していて間違いなく「世界一」の検索エンジンと言えます。
因みに、我が国日本の「検索エンジンシェア率」はと言うと、
1位がなんと「Google」でシェア率は約60%で、2位が「Yahoo!」で30%、3位が「Bing!」で5%でした。
数年前までは国内では「Yahoo!」が、検索エンジンシェア率を牽引していたみたいです。
しかし、ここ数年で「Google」首位を譲り、今のような結果になったといいます。
こう見ると、「Google」なしではインターネットもままならない状況なのかもしれないですね。
4. Yahoo!より強いの?
正直、世界シェア率を観ても、国内シェア率を観ても、「Yahoo!」よりも「Google」の方が一歩も二歩も先に行っています。
しかし、お互いに「特色」というものがあり、検索エンジンには様々な機能があります。
その「機能の違い」を愉しむことが、ネットをする上での「ポイント」となると思います。
ではここで、「Google」、「Yahoo!」2つの検索エンジンの機能の違いを簡単にご紹介していきます。
まず「Yahoo!」は、通常、例えば検索時に「デジカメ」と入力すると、検索結果にデジカメのメーカーHPや、家電量販店のサイトなどが表示されると思います。
「Yahoo!」の場合はそこに「デジカメの商品ページ」が並び、すぐに買い物が出来るようになっています。
また「Yahoo!」は、「Q&Aの知恵袋」や、「電子書籍」、「辞書」、「オークション」などのサービスも充実しているのが特徴です。
つづいて「Google」の特徴です。
「Google」は、前述でもありましたが、とにかく「つかいやすさ」に重点を置いてシステムが組まれているのが特徴です。
そのひとつは「パーソナライズ検索」です。
通常、ネットで検索をした場合、キーワードが同じ場合ならば、検索結果は「誰でも同じ結果」が表示されます。
しかし、この「パーソナライズ検索」だと、その人のよく検索するような物を記録していきます。
そして、「その人に合った検索結果が表示される」というのが特徴です。
これは、ネットに繋ぐと、いわゆる「住所のようなもの」である「IPアドレス」というものが必ず割り当てられます。
これにより大体の住んでいる地域もわかります。
日頃の検索履歴等を考慮に入れて、検索結果をその人に合ったものに並び変えているというものです。
つまり、使えば使う程「自分好みの検索エンジンに成る」ということです。
その他にもWebサイトの中身を数行表示する「リッチスニペット」、コラムやネット上の記事や、論文等の横に著作者の顔写真が載る「オーサーシップ」、
その他「音声検索」など、今では「Yahoo!」でも同じ様な機能はありますが、ここで挙げた機能の全ては「Google」が先に技術開発しているんですね。
「検索」をするときには、何に重きを置いて検索するかで、2つの検索エンジンを使い分けていくのが良さそうです。
5. 「ヤフる」もあるの?
ここで、「ヤフる」もあるの?という質問があるかも知れませんが、実は「あります」。
「ぐぐる」よりも、大分後になってからでした。