恋人の腕や太ももなどを噛んでしまう
恋人限定で腕や太ももなど皮膚の柔らかい部分を噛んでしまう人がいます。
食いちぎる勢いで噛みつくタイプもあれば、甘噛みタイプなどさまざまです。
お互いに納得しているなら問題ありませんが、噛まれる側が耐えているのだとすれば辛いでしょう。
噛み癖がある人の心理的特徴10個
ではここから本題の、「何故噛むのか」について見ていきましょう。
噛み癖のある人の心理は何か1つの要因によるものではなく、人によってさまざまであり、噛むシーンによっても分かれます。
それぞれの心理的特徴の中で、それぞれどんなシーンとして表れるのかもご紹介します。
1、ストレスが溜まっている
噛み癖がある人の心理的特徴としてストレスが溜まっているということが挙げられます。
噛むという行為にはストレスを軽減する効果があるとされています。
ストレスが溜まっている時は感情などのコントロールがしづらくなるので 噛むことによって落ち着こうとする ようです。
また、交感神経と副交感神経のバランスで成り立っている自律神経はストレスによってバランスが崩れてしまうのですが、噛むことでストレスが緩和、解消されるということがわかっています。
人間の無意識の行動には脳のはたらきが深く関係しているので、気づかぬうちに生じている何らかの問題とその対策が「噛む」という行為に現れているのかもしれません。
2、愛情を確認したい
恋人を噛んでしまう人は恋人からの愛情を再確認したいという心理がある場合があります。
これは子供の試し行動と、とてもよく似ている心理です。
子供の試し行動は、わざと親が困ることをして親の反応を見るというものです。
わざと食べ物をこぼす、物を投げる、悪態をつく、噛みつくなど、悪いことだとわかっていること、とくに親が困ることを行います。
これは自分が悪い子だったとしても親が愛してくれるのかどうか、そもそも自分が愛されているかを確認するための手段だと言われています。
たとえば、小さな子供のお手伝いは微笑ましく成長を喜べるものであっても、本当に忙しい時は申し訳ないけど迷惑に感じてしまうことがあります。
そこで忙しい親が急に「余計なことしないで!」と怒鳴りつけてきたとしましょう。
普段はお手伝いをすると親が褒めてくれるに、急に怒られたのでは戸惑いますし、日によって言うことの変わる親に不信感を抱きます。
また、兄弟のいる場合、親が下の子ばかりに構っていると上の子は自分は下の子より愛されていないんじゃないかと感じるようになります。
これらの結果、自分が愛されていることが絶対的なものではないかもしれないと感じると、子供は「どんな君でも愛しているんだよ」という言葉や対応を求めて試し行動に出ます。
下の子との待遇に差を感じている子の場合は、叱られるのであっても無視されるよりはマシだと思っていることもあるようです。
恋人への噛みつきもこれに類似しているのかもしれません。
どこまでやっても愛してくれるのかを試している可能性があります。
自ら嫌われるようなことをやって、それでも愛してくれるというなら絶対的な愛情だと感じることができるからです。
3、相手を独占したい
相手を独占したいというのも噛み癖がある人の心理的特徴のひとつです。
食べたいほど好きという愛情表現だったりもしますが、恋人に歯型を残すような人は相手を独占したいという心理が表れています。
キスマークをつける人よりも攻撃的ですが心理は同じでしょう。
恋人ならまだしも、酔っ払って好きな人に噛みつくというのは問題があります。
両想いなら許してくれるとしても、周囲の人からすればその牽制行動に不快な気持ちを抱くかもしれませんし、噛まれた人も大半は嫌な気持ちになると思います。
4、相手に甘えたい
相手に甘えたいというのも噛み癖がある人の心理的特徴のひとつです。