このためには、日々の生活の中で、課題に直面した時には逃げずに真正面から向き合うことを続ける必要があります。
自分にとってベストな価値観を『自分を甘やかさない』価値観に変えるためには、毎日続けることを決める必要があります。
価値観を見直すための自分改造を毎日続けることで、『急がば回れ』で着実に自己変革をすることができます。
ある程度のことは我慢する
自分に甘い人は、我慢が苦手です。
自分の思い通りに物事が進まないと気持ちが晴れずに、自分の思い通りに物事を運ぼうとする我欲が湧いてきて抑えられなくなります。
自己中心的に物事を考えるため我慢をすることが苦手で、自分の思い通りに物事を運ぼうとします。
しかし、周りの人の立場にも気遣いが出来るように自分を変えなければなりません。
周りの人との人間関係を築くためには、ある程度のことは我慢することです。
我慢をすることで自制心が身についてきます。
自制心が身に付くことで、自分に甘くして我を通そうとする自己中心的な考えが影を潜めてきます。
ある程度のことは我慢をして、自分を甘くする考えを捨てることができたなら、周りの人からの信頼を得ることが出来るようになります。
敵は自分自身だと知る
自分に甘い人にとって、逃げる先は『自分』です。
自信を失くした自分の逃げ道の先には『自分という名の隠れミノ』が待っています。
自分を甘くする姿から抜け出すことにブレーキをかけている本当の『敵』は、自分自身であることに気づく必要があります。
日々の生活の中で直面する物事に真正面から向き合うことを避ける安易な気持ちを受けとめてくれるのは自分自身です。
自分を甘やかしている姿から『卒業』することを邪魔しているのが自分自身なのです。
自分自身が本当の『敵』なのです。
職場やプライベートの生活の中で周りの人からアドバイスを向けられても、耳を傾けない『甘い自分』から抜け出さなければなりません。
周りの人からの真摯な忠告の言葉には、厳しいコトバも含まれることがありますので、聞き流して逃げたい心境に陥るものです。
しかし、忠告をしてくれる周りの人は、本当の『味方』です。
周りの人は、あなたが自分を甘くする姿から抜け出してもらいたい気持ちを込めて厳しいコトバを向けてきますので、謙虚に受けとめなければなりません。
自分を甘くする姿から抜け出すことを難しくしている『敵』は、自分自身であることをシッカリと認識しましょう。
️甘さを捨てれば成長できる
『甘さ』は『誘惑』です。
人生を真摯に考えない人にとって、難しい物事に直面したとき、自分に甘くして安易な逃げ道へ退散する『誘惑』には勝てません。
一度、自分に甘くする『蜜』を味わうと、安易さの誘惑には勝てずに、自分を甘くする日々の生活を繰り返すことになります。
自分を甘くすることに慣れてしまうと、人生の『退路』を下り続けることになります。
自分を甘くすることは一見、楽に観えますが、自分の人生を振り返るとき、寂しさが込み上げてきます。
あなたが周りの人から「自分に甘い人」と言われているなら、周りの人の目には、『逃げの人生を送る人』として映っているのです。
目の前の『壁』から逃げる日々の生活を送ると、達成感や充実感を味わう経験をしないまま惰性に包まれた人生が流れていきます。
惰性に包まれた人生には虚しさを感じるものです。
しかし一方、目の前に難しい物事が現れたなら、自分を成長させるチャンスと観ることのできる人は、躊躇せずに正面から立ち向かいます。
立ち向かい乗り越えることで、達成感や人生のステージアップを実感することができます。
ステージアップする実感は、人生の充実感を呼び起こします。
人生の充実感に包まれることで、身近な人や周りの人へも快い気持ちで包んでくれます。
人を成長させてくれるのは、難しい物事に観える『上り坂』です。
上り坂を歩み続けることはツライ場面もありますが、上り切ったときの達成感や充実感は大きいです。
達成感や充実感は快い刺激として、新たな向上心を生み出しますので自信が甦り、日々の生活の流れに沿って人生がスパイラルアップしていきます。