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寛大な心を持つための8個の考え方や行動(続き3)

子は親の背中を見て育つといいます。

つまり親の行う一挙手一投足の全てがいい意味でも悪い意味でも子供の成長に大きな影響力を持っている、と言えるのです。

だから親が寛大な心の持ち主だったならば子は自然とその動作、振る舞いに感化され知らず知らずのうちに自分もそのような行いをやっている、という訳です。

親が子に与える影響力。

言葉では言い表せない説得力がありますね。

人の親切が身に沁みた経験がある

「人の親切が身に沁みた経験がある」からこそ寛大な心が醸成されるものです。

人から親切にされて心が荒くれる人はまずいないでしょう。

「親切」というものは人の心に「愛」と「信頼」というものを植え付けてくれます。

それらが人間の成長と共に発展されてゆき、やがて人々の心を寛大な人間性の性格に誘ってくれるのです。

「寛大な心」とはつまり「人を許す気持ち」の事。

自分自身が過去に行った悪い事を第三者の人間がとがめる事をせずに寛容に対処してくれたからこそ、その有難みや恩恵を感じる。

それが「寛大な心」の醸成につながってゆくのです。

人が人の事を労わり大事にする気持ち。

やはりそういった経験や環境は非常に重要ですし、大事ですね。

大きな挫折や病気を経験したことがある

「大きな挫折や病気を経験したことがある」人ほど寛大な心が醸成されます。

それは挫折や病気というものがどれほど人の心を弱め挫けさせるものなのかを実体験で分っているからです。

そしてそのような苦しい時に周囲の人からの暖かい励ましや激励、援助を受ける事によって、人の気持ちの何たるかを肌で感じ取れるようになるからです。

この事は順風満帆に人生を送ってきた人間には理解できない行為なのかも分かりませんね。

人というものは他者から受けた優しさや労りを忘れることはありません。

そして十分すぎるくらい人の気持ちの好意を体内で熟成することが出来たなら、今度は自分が他者に対して同じ行動を取れるようになるものなのですよ。

良きお手本が身近にいる人は本当に恵まれた人生だと思いますよ。

寛大な心を持つための8個の考え方や行動


それでは次に参りましょう。

寛大な心を持つための考え方や行動についてです。

私たちはいかにすれば、寛大な心を持てる人間になる事が出来るのでしょうか?ちょっとでもそういった憧れがあるのならば、これからご紹介致しますことが大いに参考となる事は間違いないでしょう。

寛大な心を持つための考え方や行動、全部で8個のご紹介となります。

自分より他人を大切にする

寛大な心を持つための考え方や行動の最初の1つ目は「自分より他人を大切にする」です。

ちょっと宗教じみた例えとなりますが、かの有名な「イエス・キリスト」は右の頬を張られたら左の頬もどうぞ、と言ったようです。

また、汝の隣人を愛せよ、とも言われたようですね。

つまり、自分の損得の事は後回しにしてあなたに向かい合っている人間の事を最優先にして考え行動してください、という意味に取れると思うのです。

これは人間が世の中で生きていく上で黄金律というか世渡りのための決定的な大法則ともいえるものでもあるでしょう。

寛大になるには気遣いが大切

また、お客様相手の接客業やお店での商売もそうです。

自分の事を最優先にして接客していたら「総スカン」を喰らって二度とそのお店に足を運んでもらえなくなるでしょう。

つまり寛大な気持ちに必要なものは自己の損得ではなく「気遣い」が最も大事、という事になるのですね。

「気遣い」、つまり相手の気持ちを最優先にして考え、相手が気持ちよくなるような行動を努めて行う様です。

この考え方がやがてあなたの心に「寛大さというものを植え付けてくれる、という事になるのです。