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少ないもので快適に暮らす4個のコツ...(続き2)

2.もったいないという気持ちを考え直す

物を捨てるか取っておくか考えるときに、多くの人の頭によぎるのが『もったいない』という気持ちだと思います。

実はこの『もったいない』という気持ちが、ものを捨てられずにため込んでしまうことにつながるんです。

もったいないと思うことは、悪いことではありません。

食材を余すことなく大事に使うことも、無駄遣いせずにあるもので代用しようとすることも、大切なことですよね。

しかし、『ミニマリスト』を目指す人にとっては、『もったいない』という言葉のとらえ方が少し異なってくるようです。

無駄を省くことはもちろん、食材やものを大事に使うことももちろんです。

ただ、いつまでも使わないものや、使うかもしれないという希望で捨てないことを、『もったいない』とは言いません。

そういったものは、潔く捨ててしまうのがコツです。

使わない物をもっているほうがもったいない⁉

いつまでも使わない物というのは、荷物になってしまうばかりです。

きっと多くの人は、いつか使うタイミングがくるから、そのタイミングがきたときに再度買うのはもったいないから、と思う人がほとんどでしょう。

しかし、その『いつか』のためにいつまでも置いておいて、いちいち掃除をしたり整理のたびに位置を変えたりするのは、大きな手間ですよね。

であれば、思い切って捨ててしまうのも手です。

使わない物が減った分、場所も空きますし掃除の手間も省けます。

その繰り返しによって、本当に必要なものだけが手元に残るはずです。

そうすることで、少ないもので快適に暮らせるように変わっていけるのでしょう。

3.本当に使うものだけを置いておく

他のもので代用できるものや、少し家事をさぼっても大丈夫なように取っておいているものなど、家庭には色々あるでしょう。

ただ、そういったものはなくてもいいものですよね。

そんなときは、思い切って手放してしまうのがおすすめです。

女性にとって洋服やバッグなど、どうしても取っておいてしまうので、物が増えていってしまいやすいものでしょう。

しかし、なかなか使うタイミングがこない洋服や、流行から乗り遅れてしまっている洋服などもとりあえずしまっている人もいるはずです。

実は、人はある程度決まった洋服しか着ません。

そのため、とりあえず取っておいている洋服を着ることはほとんどなく、どこかのタイミングで思い切って捨ててしまうことが多いのではないでしょうか。

『ミニマリスト』の人たちは、洋服を必要以上には持ちません。

最低限の洋服で過ごします。

そして、1着新しい洋服を買ったら、その分手放す洋服を選ぶといったことをしている人もいます。

そうすることで、どんどん収納場所が増えていってしまうのを防げるのです。

1年使わなかったら使わない

本当に必要な物かどうかの基準は、1年間の間に使うタイミングがあったかなかったかです。

春夏秋冬と通して、どの季節も着ることがなかったら、次の1年間も着ない可能性のほうがずっと高いといえるはずです。

ただ、冠婚葬祭などの決まったときにしか着けないものは別です。

普段着るもので、1年間着ることがなかったら、思い切って捨ててしまっても後悔する可能性はないでしょう。

4.余分な物は買わない

そして、一番大事なことは、必要なものと必要でないものを選別したあとに、新しく余分なものを買ってしまわないことです。

どんなにキレイに片付けたとしても、新たに物を買っていってしまっていたら、いつまでも物は減りません。

暮らしていく上で、必要なものを買うタイミングももちろんあるでしょう。

しかし、新しくものを買うときに、それが本当に必要なものなのかをその都度考えるようにするといいです。

そうすることで、気が付いたらまた物が増えてしまっていた、という事態を防ぐことができます。