最近、多くの主婦の間で『少ないものですっきり暮らす』というのが、家族にとっても自分にとっても良いとされてきています。

持ち物を減らし、無駄なものを買わずに最低限の物で暮らす人のことを『ミニマリスト』と呼ぶ流れもできてきているんだとか。

持ち物が少ないと言っても、無理に減らしているわけではありません。

必要以上に持つことを辞めることから始まります。

その生活に慣れていくうちに、一つまた一つと物が必要なくなり、最終的には物の少ないすっきりした生活へとなっていくそうです。

今回はいま注目されている『少ないもので快適に暮らす』ことのコツと、それによって起こるメリットをご紹介していきます。

きっとあなたも少ないもので暮らすことの良さが分かるのではないでしょうか。

少ないもので快適に暮らす4個のコツ

少ないもので暮らすというと、どうしても『不便』という言葉が頭をチラつく人が多いと思います。

しかし、『ミニマリスト』と呼ばれる少ないもので暮らすということを選択した人たちには、不便さは見当たりません。

むしろ、それ以前よりも時間を効率良く快適に暮らしている人がほとんどです。

ただ、自分で闇雲に真似をしてみても、そう簡単にはいかないでしょう。

少ないもので快適に暮らすには、いくつかコツが必要なんだそうです。

いくつかのコツと聞くと、なんだかハードルが高そう…
そんなことはありません。

改めて言われれば、当たり前だと感じることばかりのはずです。

ここからご説明していくいくつかのコツを頭に置きながら、ぜひ話題の『ミニマリスト』を目指していきましょう。

1.持ち物を整理する

まずは現状改善からです。

日々暮らしていると、どうしても物が増えていってしまいます。

カバンを大きくすると、それに合わせて中の物も増えていってしまうのと同じ現象かもしれません。

収納できるスペースがあると、『あそこに置けるから。』と便利なものを買ってしまうこともあると思います。

しかし、結局すぐに使わなくなってしまったりした経験、あるんじゃないでしょうか。

少ないもので快適に暮らすというのは、そういったものを置かないほうが快適に暮らせるといった考え方です。

そのため、いま家にある便利な道具やたまに使っているもの、いつか使うときがくると考えて取っておいているものなど、色々とあるはずです。

なので、少ないもので快適に暮らすことへの第一歩は、いま家にある持ち物を整理することから始まります。

必要な物を見極める

とはいえ、なんでもかんでも捨てればいいわけではありません。

暮らしていく上で本当に必要なものなのか、無くても暮らしに不便はないものなのかを見極め、選別していく必要があります。

その中には、人それぞれどうしても外せないものがあるはずです。

インターネットやSNSで出てくる情報よりも、あなた自身の感覚を大切にすることが必要なときもあるでしょう。

必要なものを見極めていくと、意外なところで必要のないものがたくさん出たりすることがあります。

それは、リビングなどの家族の共有スペースです。

家族みんなで過ごす場所なので、どうしても物が増えてしまいきれなくなってしまいがちです。

しかし、そこに置いてある全てが必要なものでしょうか?

その中のいくつかはほとんど日の目を見ていないものもあると思います。

あと何年かしたら、きっといつか使うときが、などのなんとなくでそのままになってしまっているものが、リビングにはよくあります。

そういったものを思い切って捨ててしまうのも手です。

2.もったいないという気持ちを考え直す

物を捨てるか取っておくか考えるときに、多くの人の頭によぎるのが『もったいない』という気持ちだと思います。

実はこの『もったいない』という気持ちが、ものを捨てられずにため込んでしまうことにつながるんです。

もったいないと思うことは、悪いことではありません。

食材を余すことなく大事に使うことも、無駄遣いせずにあるもので代用しようとすることも、大切なことですよね。

しかし、『ミニマリスト』を目指す人にとっては、『もったいない』という言葉のとらえ方が少し異なってくるようです。

無駄を省くことはもちろん、食材やものを大事に使うことももちろんです。

ただ、いつまでも使わないものや、使うかもしれないという希望で捨てないことを、『もったいない』とは言いません。

そういったものは、潔く捨ててしまうのがコツです。

使わない物をもっているほうがもったいない⁉

いつまでも使わない物というのは、荷物になってしまうばかりです。

きっと多くの人は、いつか使うタイミングがくるから、そのタイミングがきたときに再度買うのはもったいないから、と思う人がほとんどでしょう。

しかし、その『いつか』のためにいつまでも置いておいて、いちいち掃除をしたり整理のたびに位置を変えたりするのは、大きな手間ですよね。

であれば、思い切って捨ててしまうのも手です。

使わない物が減った分、場所も空きますし掃除の手間も省けます。

その繰り返しによって、本当に必要なものだけが手元に残るはずです。

そうすることで、少ないもので快適に暮らせるように変わっていけるのでしょう。

3.本当に使うものだけを置いておく

他のもので代用できるものや、少し家事をさぼっても大丈夫なように取っておいているものなど、家庭には色々あるでしょう。

ただ、そういったものはなくてもいいものですよね。

そんなときは、思い切って手放してしまうのがおすすめです。

女性にとって洋服やバッグなど、どうしても取っておいてしまうので、物が増えていってしまいやすいものでしょう。

しかし、なかなか使うタイミングがこない洋服や、流行から乗り遅れてしまっている洋服などもとりあえずしまっている人もいるはずです。

実は、人はある程度決まった洋服しか着ません。

そのため、とりあえず取っておいている洋服を着ることはほとんどなく、どこかのタイミングで思い切って捨ててしまうことが多いのではないでしょうか。

『ミニマリスト』の人たちは、洋服を必要以上には持ちません。

最低限の洋服で過ごします。

そして、1着新しい洋服を買ったら、その分手放す洋服を選ぶといったことをしている人もいます。

そうすることで、どんどん収納場所が増えていってしまうのを防げるのです。

1年使わなかったら使わない

本当に必要な物かどうかの基準は、1年間の間に使うタイミングがあったかなかったかです。

春夏秋冬と通して、どの季節も着ることがなかったら、次の1年間も着ない可能性のほうがずっと高いといえるはずです。

ただ、冠婚葬祭などの決まったときにしか着けないものは別です。

普段着るもので、1年間着ることがなかったら、思い切って捨ててしまっても後悔する可能性はないでしょう。

4.余分な物は買わない

そして、一番大事なことは、必要なものと必要でないものを選別したあとに、新しく余分なものを買ってしまわないことです。

どんなにキレイに片付けたとしても、新たに物を買っていってしまっていたら、いつまでも物は減りません。

暮らしていく上で、必要なものを買うタイミングももちろんあるでしょう。

しかし、新しくものを買うときに、それが本当に必要なものなのかをその都度考えるようにするといいです。

そうすることで、気が付いたらまた物が増えてしまっていた、という事態を防ぐことができます。

『ミニマリスト』に憧れる主婦が多いポイントの一つが、節約にもなることです。

余分なものを買わないということは、物を買うタイミングが減るということです。

そうなれば、自然と使うお金も減っていきますよね。

そして、それが節約にもつながるんです。

掃除を楽にし、節約にもなる。

これが『ミニマリスト』の魅力ともいえるポイントでしょう。

安いからといって買わないこと

複数買いで安くなったり、特売の商品を見ると、人はついつい安いからと買ってしまうものです。

しかし、これが落とし穴なんです。

余分なものをいくら安く買ったところで、買わないよりはお金も場所もかかってしまいますよね。

本当に必要なものがたまたま安かった場合は、いいと思います。

しかし、安いから買っておこうということであれば、それは買わないほうがいいでしょう。

必要ないものを買ったところで部屋は片付きませんし、部屋が散らかっていると掃除などの手間も増えますよね。

生活を豊かなものにしたり、気分転換になったりする点ではいいかもしれませんが、日常生活においては負担が増えてしまいかねません。

こういった点を考慮したうえで、それでも本当に必要と判断したものだけ買うようにすれば、いまよりもっと買うものは減るはずです。

少ないもので暮らすメリットとは?


少ないもので快適に暮らす『ミニマリスト』になるためのコツを説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?

そんなに難しいことはなかったですよね。

納得し、すぐに実行できそうな内容ばかりだったと思います。

しかし、見ていた人の中には、『ミニマリスト』がそんなに話題になるほどのものなのか分からないと考える人もいるでしょう。

もちろん掃除や整理などの日常生活の中での家事の手間は減りますよね。

さらに、物を買わないことで節約にもつながるというのは、納得してもらえたでしょう。

実はそれだけではありません。

様々な面から精神的にも体力的にもプラスになることばかりなんです。

ここからは、具体的にそのプラスになるメリットとは、どんなものがあるのかお伝えしていきます。

人によっては、これ以外にも色々とプラスのポイントが出てくると思います。

ぜひあなたも自分に置き換えて想像して、見つけてみてください。

人間関係が良好になる

意外なことですが、少ないもので快適に過ごすという考えが身についてくると、人間関係にも影響してきます。

『ミニマリスト』の人たちにとって、必要なものとそうでないものを判断するのは、何も持ち物に限った話ではありません。

自分にとっての大切な人と、そうでない人を、無意識のうちに整理してしまいます。

大切だと感じる人に対しては、時間を有効的に使います。

その逆で不要だと思った付き合いに関しては、自然と連絡をとる機会が減ったり、関係が薄くなっていきます。

そうして、本当に良い人間関係だけをしていけるようになるのです。

余計な人間関係に悩むことや時間を使われることがなくなるので、気持ちにも時間にも余裕ができて、その分他のことに労力を回すことができます。

人付き合いも見つめ直す

身の回りの持ち物を見極めて整理しているうちに、それが人間関係にも影響してくることは大いにあり得ます。

それまでは持ち物同様、あまり好きではない人との付き合いやなんとなく一緒にいるなどしてきたかもしれませんが、必要なものしか手元に置かない考えが定着していくうちに、人間関係に関しても余計な人間関係を整理することにつながるんだとか。

こうして周りの人間関係を見つめ直すことも、無駄な時間を省くことができることや、無駄な人付き合いによる出費や時間を使うことを防ぐ利点もあるのです。

いまの状況だけでなく、内面の気持ちから変化していくことも大切だということですね。

物事の効率が上がる


家で何か作業をしようとすると、色々と誘惑に悩まされることってありませんか?

いざ掃除をしようと思っても、テレビや漫画、ゲームなどの様々な誘惑に目が行き、ついつい作業が中断してしまったりしがちだと思います。

そんなとき、『ミニマリスト』の家にはそういった誘惑が少ないので、効率よく作業をすることができるといわれています。

さらに、物が少ないので掃除の時間を大幅に短縮することができます。

物が多いと、いちいち物をずらして掃除をして、戻す時間がさらに必要になってくるでしょう。

棚があれば、その棚の上も日々整理し、ホコリをとったりしなくてはいけないので、物が増えれば増えるほど掃除に充てる時間は増え、そのほかの作業時間が削られます。

そのため、物が少ないというのは物事の効率も作業時間も短くすることができるのです。

環境も頭の中もスッキリする

綺麗な部屋は気持ちがいいですよね。

気持ちも清々しくなり、自然とプラス思考になれると思います。

綺麗な部屋には、それだけでスッキリさせる効果があるのです。

そして、スッキリした部屋は頭の中も整理させて、作業効率を上げることができるでしょう。

自宅で集中できない人もいますよね。

そんな人の多くは、カフェなどの外で作業をする傾向にあるようです。

しかし、カフェなども時には物音やおしゃべりの声が気になって、結局集中できなかったなんてこともあるんだとか。

そんなとき、自宅がスッキリしていて作業に適した場所であれば、外に行く手間も省けますしコーヒー代を節約することもできるのです。

お金が貯まる

ここまでにも何度か話題にしましたが、『ミニマリスト』の考え方をしていれば、自然とお金を貯めることができます。

入ってくるお金が同じだったとしても、出ていくお金を減らすことができれば、お金は嫌でも貯まっていくでしょう。

一度最低限の物以外を手放すことで、残った物に対しての愛着が増します。

愛着が増すことで今手元にあるものを大切にするようになり、新しくものを買うときにも、本当に必要なものなのか、本当に一番良いものなのかを考えてから、買うようになるでしょう。

さらに、一度部屋をキレイにし、気持ちがよくなると、生活習慣も整えようという気になったりするそうです。

そんな気持ちから、外食や間食が減ったり、体に良いものを選んだりするようにもなるんだとか。