どんな時もマイナス思考に陥りがちで、悲観的、否定的、消極的という姿勢のことを指して使われることが多いですね。
一般的にネガティブというワードを聞くと、暗く無機質ななイメージを思い浮かべます。
常日頃から後ろ向きな考えに捉われがちで、仕事にせよ交友関係にせよ、
どんなことも「うまくいきっこない」「失敗するはず」「どうにもならない」と物事をいつも悪い方向に考えてしまうんです。
ネガティブは性格として根付いてしまっている場合と、その時の気分で一時的にネガティブ思考に陥っている場合など、さまざまなケースがあります。
なかには仕事に関してはネガティブだけど、恋愛に関してはポジティブという面を持ち合わせている人もいます。
ストレス・悩みが多くなる
ネガティブな思考回路で物事を見ていると、なかなか希望が見つけられません。
挑戦することに臆病になってしまったり、小さなことで躓いていては思うように物事が進みません。
そのじれったさや自信のなさからモヤモヤ・イライラしてしまうことも多いはず。
ネガティブが行き過ぎるとうつ病やストレス病などのリスクも増えてしまいます。
自分の為にも、ネガティブというのは早めに切り離しておきたいものです。
ネガティブな人の考え方の特徴
ネガティブシンキングは、癖になっている人が多く、自分では特に意識していなくとも悪い方へ悪い方へと考えてしまっていることがあります。
誰だって、もともと物事をネガティブに考えようとはしていないはずです。
長年蓄積されてきたあなたの価値観や思考回路によって脳が勝手にネガティブに変換してしまっているんです!
あなたも知らず知らずのうちにネガティブに思考に侵食されているかも…?
1.何事にも慎重”過ぎる”
慎重に物事を進めていくのはとても良いことですが、慎重“すぎる”というのは考えものです。
慎重であるということは、真面目かつ丁寧に対応している姿勢であることなので、『石橋を叩いて渡る』というようなタイプなのでしょう。
でも、石橋は叩きすぎたら割れてしまいます。
時間をかけた結果失敗というのでは目も当てられません。
それに極端な話、あなたがじっくり時間をかけて歩いているうちに、他の人はゴールしてしまう可能性だって考えられます。
慎重さに欠ける人もある意味問題ですが、何にしても丁度いい塩梅というのが重要ですね。
リスク管理が徹底している
ネガティブな人というのは、成功以前に失敗する光景を思い浮かべる傾向があります。
ある意味あらゆるケースの想定をしていて、リスク管理が徹底できているとも言えるのですが、失敗ばかりに気を取られて手の進みが遅くなってしまうこともしばしば…。
リスクを負うことはできれば避けたいものですが、本当にあなたが選択した道が正しかったのかを今一度考えてみてください。
後ろ向きに検討した内容が最善の策だとは限らないでしょう。
前向きに検討してこそ良い手が生まれるものですし、物事の見え方や士気も変わってくるものです。
2.ネガティブ発言が多い
ネガティブな人は、自信を持って「できる」「やれる」と確信を持って言えることが少ないのです。
「できると思う」「やれるはず」など、歯切れが悪く、頼りない返答をしてはいませんか?なぜかというと、
やはり後ろ向きな考えがあなたの想像する未来像をマイナス方面に引っ張ってしまうからなんです。
聞かされる方もウンザリするほど
ネガティブに捉われている人は、友達と会話している中でも
「自分なんか可愛くない」「嫌われているから仕方ない」「私と居てもつまらないよね」など、
自分を過小評価する否定的な発言を連発してしまっていることが多いですね。
謙虚な姿勢は日本人の美徳ですが、ネガティブというのは違います。
なぜかネガティブというのは、本来であれば嬉しいはずである人から褒められた時にも発動します。