旅は人を成長させるために、とてもいいエッセンスになります。
旅行に行くというのは、旅行の行く先を考えてリサーチしたり、旅館や巡る観光地を選定したり、
どんな交通手段を使うか考えたりと、いざ出発するまでにいろいろな段取りがあるのもポイントです。
旅行という楽しみと目的を持って、プランを練っている時間はとても有意義なものです。
それこそネガティブな回路はお休みしてくれることでしょう。
もしネガティブを発揮して旅先のトラブルや悪天候を想定したとしても、それはそれで予備の案を作っておくためのいい参考になりますよ。
9.辛い境遇の人の話を聞く
ネガティブな人は、自分こそ不幸であると悲観的に思い込みがちです。
しかし、世の中にはさまざまな境遇の人がいます。
あなただけが、この世で唯一最も不幸なわけではないのです。
もっと広い視野で、物事を捉えるために、周囲の人から辛かったことや大変だったことの話を聞いてみたり、
ノンフィクションの小説を読んでみるなど、自分と違う世界を積極的に知っていくというのも強い精神を養うために必要なことです。
その人たちが、どんな風に悩みや困難に立ち向かって乗り越えたのかというのを知ることで、
「自分と似た境遇の人はこんな風に頑張っているんだ」「こんなに辛いことがあってもポジティブに捉えられるんだ」
とポジティブな考えができるようになるかもしれません。
ネガティブにも良い部分はある
ネガティブというのは、あくまで考え方の一つです。
人はそれぞれ個性があるように、考え方も必ずこうでなければいけないという決まりはありません。
ネガティブだからこそできることや、ネガティブじゃなければできないこと、というのが確かにあるのも事実です。
「ネガティブは悪いことじゃない!良いこともあるんだ!」と自分のネガティブな一面を褒めてあげることで、いつのまにかポジティブに転身してるってこともあり得ますよ。
ぜひ、自分のネガティブな部分を受け止めて大切にしてあげてください!
トラブルを想定できる
ネガティブでマイナスな思考を働かせるな、とは言いません。
ネガティブな思考が働くがゆえに、ポジティブな思考回路の人には予期できない出来事を想定してトラブルに備えることもできます。
多少後ろ向きな未来を想定することも、明るい未来を築くために必要な過程だと思うとその印象は全く違います。
「きっとこうなってしまうだろうな…」と悪い方面にその思考を働かせてはモチベーションを下げるだけですが、
「こうなっては大変だ!」「この事態を回避するために対策を練っておこう」というように、
ネガティブな思考から想定できることを、リスクヘッジとして活用することだってできます!
ネガティブをネガティブで終わらせないために、まずは「できる」想定からはじめましょう。
自分の欠点に気付ける
なにごとも楽観的に受け止めている人は、「その場さえよければ全てよし!」として物事の本質まで見えていないこともあります。
その点、ネガティブな人というのは、慎重に物事を進める傾向が強いことから、あらゆる角度から観察したり、比較したりすることを得意としています。
そうした時に、ものの良し悪しというのをきちんと把握できる観察眼が身につくようになるのです。
それは自らに対しての評価も同じこと。
どうしても自分の悪い面ばかりを見てしまうのもネガティブの特徴です。
でもこれは、自分の弱点や欠点を客観的に把握できているということになります。
自分の悪い面というのは、なかなか見えないものですが、自分の欠点を熟知しているネガティブな人だからこそ、それに対する対策が取れるというものです。
成長のきっかけになる
ネガティブな人は、自分のダメな所を沢山見つけてしまったり、他人と自分とを比較してしまうことで、マイナス思考に陥りがちですが、それをバネにして成長することもできます。
ひたすらポジティブに、やみくもに前へ前へと進むこともいいことですが、