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大学生のうちにやるべき16個のこと...(続き5)

「こっち来んな!」と逃げ惑っても時期がくればやってきますから、腹をくくるしかありません。

そこで大事なのが企業研究です。

たとえばずっと「出版社に入るぞ!」と思っていたとしても、実は知っている出版社はあんまりなくて、どんな業務が実際に行われているかも知らないなんてことはよくあります。

そして、大手しか知らないまま就職活動に挑むとその倍率が尋常じゃないので、高確率で落ちてしまいます。

しかも新たな応募先も見つからない、どうしようと言っている間に卒業してしまった、就職浪人になったなんてケースは珍しくありません。

そして、企業研究をせずに入社すると、希望とは違う部署に配属されてガッカリしすぎてすぐ辞めるという事例も結構あります。

総合職採用というのは、総合職という部署があるわけではなくて「入社してからどこに配属するか決まるよ、お楽しみにね」みたいな言葉です。

だからこそ、面接で「私は少年誌の編集担当者になりたいです!」と言ったって、採用者20人のうち10人が少年誌の編集者志望だったら、皆がすぐ関連部署に入れるわけがありませんよね。

他にどんな部署に配属される可能性があるかなどもしっかり調べておきましょう。

︎大学生でやるべきではないこと

さて、大学生は昔治外法権みたいなところがあって自由が売りでしたが、自由といっても自分のために、やるべきではないことがあります。

1.学校をさぼる

なんのために大学に行っているのでしょうか。

いや、なんのために学費を払っているのでしょうか。

仮に私立文系の1年間の学費を100万円とした時、1年間に取得する単位の数は概ね40~50です。

50とした場合でも1単位2万円です。

そして、科目1つは大体半年で4単位分くらいあるので8万円ということです。

そして大体1科目あたり15コマあるので1コマの価格は5,000円程度となります。

意味がわかったでしょうか。

授業を1コマさぼるだけでも5,000円をドブに捨てているのですよ。

その日1日学校をさぼったとして4コマ分だったら2万円を飛ばしているんです。

2万円稼いでみてください。

1日働いただけで稼げるといいですよね。

2.昼に起きる

これは条件によるとしかいえませんが、まぁあまり良いものではないでしょうね。

仮に大学の授業開始が14時からのものが多く、その分夜勤のバイトで学費を稼いでいるなどの事情があるなら、昼に起きないと睡眠不足で死んでしまうので対象外です。

なんにもないのに、友達と飲み明かして午前の授業をぶっちぎって寝て、とりあえず昼に起き、ダラダラと夕方くらいの1コマだけ授業を受け、また飲み明かすという生活なら、どうか学費がムダなので大学をやめましょう。

それは活動的なニートですよ。

単位もとれるはずありません。

3.朝帰り

大学生なんだから朝帰りくらいいいじゃん!と思うかもしれませんが、これは単に未成年の場合補導されるからです。

深夜徘徊は18歳未満が対象ですが、無断外泊の補導は20歳未満が対象です。

そのため、終電があるまでは遊んでもいいですが、朝帰りとなると話がかわってきます。

気を付けましょう。

4.お金の貸し借り

友人同士でのお金の貸し借りはNGです。

なんでって、自分で稼いだお金で生きてるわけじゃないからです。

自分でアルバイトしたお金の分を貸しているんと思うかもしれませんが、学費は?家賃は?生活費は?実家暮らしにしても食費とか水道光熱費とか入れてますか?ということを考えたら、自分で稼いだお金だけで生きてないですよね。

友達に金を貸すというのは、返ってこないものと思って貸すことなんですよ。

借用書をかかせるなら請求権もありますが、大体の場合は相手の良心に期待して貸すので、相手に良心がなくてはぐらかされたら、それでおしまいです。