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奢ってもらう時に忘れてはいけない7...(続き3)

4.高い物ばかり頼まない

最初から相手の奢りだということが分かっている場合には、あまり高いものばかり頼まないように気をつけましょう。

日頃は贅沢な食事ができない人は、奢りの時には遠慮なく高いものを頼んでしまうことがありますが、相手にそれだけ高いお金を払わせることになると分かっている上で行うと、相手に対する印象が少なからず悪くなってしまうでしょう。

例えば会社の社長が一社員に「何でも好きなものを頼みなさい。」と言った場合には、あまり安すぎるものばかり注文するのも失礼になることがありますが、だからといってバンバン高いものを頼んでいいというわけではありません。

相手の地位が高く、金銭的にもそれなりに余裕があると分かっている場合には、中程度の値段のものまでは頼んでも問題はないでしょう。

もしそれで相手がもっと高いものをと勧めてきたなら、そこで初めて高い値段のものを注文しましょう。

また、奢ってくれる相手が自分と同程度の生活水準であれば、できるだけ安いものを注文すると、相手にもこちらの気遣いが伝わるでしょう。

もし最初から奢りだということが分かっていない場合には、ある程度高いものを注文してしまっても仕方がないでしょう。

しかし、例えば年上や目上の人と食事に行く場合には、何となく食事をする前から「奢ってくれそうな雰囲気」を感じられることがあります。

その際には注文内容を考えて頼むようにするのが無難でしょう。

5.料理にケチをつけない

一緒に食事をする相手が最初から奢ってくれそうな時には、料理にケチをつけないようにしましょう。

誰かの奢りの場合、大抵は相手のおすすめのお店に連れていかれたり、皆で決めた場所に行ったりすることが多いです。

そこで出された料理が仮に美味しくなかったとしても、それをそのまま口にしてしまうのはかなりのマナー違反です。

それは「奢ってくれる相手に失礼」というだけでなく、一緒に食事をしている人に対しても失礼に当たります。

自分の口には合わないと思った料理を、美味しいと感じている人もいるかもしれません。

もしそうなら美味しく食事をしている人の気分を台無しにしてしまいますので、例え料理が美味しくなくても、それを素直に口にはしないように気をつけましょう。

もし相手の方から「この料理、あんまりだね。」と言ってきたら、それとなく苦笑いで返すなり、あまり同意し過ぎないように相手に合わせておきましょう。

メニューの内容に文句を言わない

食事に行った先で、メニューの内容に文句を言うのもNG行為です。

「なんだ、あの料理はないのか」「メニューの内容がいまいちだなぁ」と文句を付けると、食事をする前から気分が台無しになってしまいます。

これから食事を奢ろうという側にとっては、「それなら食事をするのを止めればいいのに」と不愉快な気分になってしまうでしょう。

また、メニューにケチをつけるということは、間接的に店のスタッフにも文句をつけていることになりますので、店内の空気が悪くなることも考えられます。

そうなるとますます同席している人は食欲がなくなってしまいますので、内心で不満があったとしても、それを言葉や態度には決して出さないように努めましょう。

6.最初から奢ってもらう気でいる

図々しい人の場合、食事に行く際に最初から奢ってもらう気でいることがあります。

例えば店に入る前や、食事をしている最中に、「なんか悪いね、いいもの食べさせてもらって」や「今日金欠でさ~」とわざとらしく奢ってもらうことをアピールされると、相手は内心で「え?」と疑問に思ってしまうでしょう。

最初から奢ってもらう気でいる人の場合、ずる賢い人ほどいざ食事が終わった後でお金がないアピールをします。

もしくは、会計時になって席を立ってトイレに行き、他の人が支払いを済ませた後で、「ごめんね~今度払うから」と払う気もないのに口先だけでそう言う人もいます。

そういう人に対して、後からお金を回収しようとしてものらりくらりと交わされてしまったり、「たった数千円のことでいちいち細かいなぁ」と反対に文句を言われてしまったりします。

そうなると相手は最悪の気分になってしまいますので、もし普段からそのように奢ってもらいたいアピールをしてしまっているという人は、直ぐにその癖を直すように努めましょう。

奢ってもらう雰囲気を出さない

最初から奢ってもらう気でいる人は、食事を終えると奢ってもらう雰囲気をこれでもかというほどに出します。

例えばいざ会計になっても自分からはなかなか席を立たなかったり、伝票を相手に渡したり、または会計時にトイレに立ったりと、さりげなく自分は財布を触らないように行動します。

そんなあからさまな態度を出されてしまっては、大抵の人は「仕方がないな・・」と渋々奢ってしまうことでしょう。

しかし、そこで図々しさが露見しますので、二度と同じ相手に食事に誘ってもらえることはないでしょう。

奢ってもらいたいという気持ちがあると、自然と相手に奢ってほしいという雰囲気が伝わってしまいます。

そのため、その雰囲気を出さないように意識しましょう。

7.割り勘を強調しない

人から奢られることに抵抗がある人の場合、いざ奢られる時になってやたらと割り勘を強調します。