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奢ってもらう時に忘れてはいけない7...(続き4)

「悪いから」「自分も払いたいから」と相手の好意を頑なに拒否し、強引にでも割り勘にしようとします。

最初の内はそんな姿勢も、奢る人には好印象に映りますが、あまりに頑なでしつこいと次第に嫌気がさしてしまいます。

そして奢る人から「空気を読めよ」という不愉快なオーラが出てしまいますので、あまり割り勘を強調し過ぎるのは止めておきましょう。

奢る人によっては、見栄を張りたくて奢ろうとする人も少なくはありません。

そこで割り勘を強調してしまうと、その人の見栄やプライドを台無しにしてしまうことになります。

そのため、ある程度割り勘を主張して、それでも相手が奢るというのなら、渋々でも感謝の言葉を述べ、好意に甘えるようにしましょう。

奢ってもらえるテクニック

金欠で困っている時に誰かと食事に行くことになった場合、内心では「奢ってくれないかな~」と相手に期待してしまうことがあるでしょう。

食事の誘いがあった時点でお金がないとアピールをしておけば、上手くいけば相手が奢ってくれる可能性はあります。

しかし、あまりあからさまに金欠アピールをするのもいやらしいですし、奢ってほしいという分かりやすい雰囲気は、相手の気持ちを萎えさせてしまうこともあります。

そこで、実は奢ってほしいという下心を隠しながらも、上手に相手に奢ってもらえるテクニックをご紹介していきます。

奢ってもらうことは何も恥ずかしいことではありませんので、相手を満足させながら、上手に奢ってもらう術を身に付けましょう。

1.様々なリクエストは控える

最初から相手が奢ってくれそうな雰囲気がある時には、自分から様々なリクエストをするのは控えましょう。

「あの店でこれが食べたい」とアピールをすると、それで相手が割り勘の気になってしまうことがあります。

また、もしも相手が最初から奢る気でいた場合には、「あれこれとリクエストをするなんて図々しい人だな」と思われてしまう可能性があります。

そのため、奢ってほしい時には自分からリスエストをするのは避けましょう。

もしも相手がどんなものが食べたいかと聞いてきたなら、自分のリクエストはいったん抑えて、相手の好みや最近食べたものをリサーチしましょう。

もしも昨日相手が中華を食べたのなら、「じゃあ今日は中華以外にしますか?」と相手の希望を聞き出すのが理想的です。

もし相手が何でも良いと言ってきたなら、「和洋中ならどれが良いですか?」と具体的な選択肢を相手に聞いて、それから相手と行きたい店を決めると良いでしょう。

お店

相手によっては、こちらが明確にどんな店に行きたいかという回答を求めることもありますが、大抵の場合は相手の好みの店に合わせるようにしましょう。

奢ってくれそうな相手が洋食好きなら自分も洋食を誘い、また苦手な食べ物がある店は避けるようにしましょう。

相手にある程度気を遣わなければならないため、多少気疲れするかもしれませんが、こちらがきちんと相手を気遣っていれば、それだけ奢ってくれる可能性も確実なものになります。

また、相手のおすすめのお店や、行ってみたいお店に合わせた場合には、奢ってくれる可能性はかなり高くなります。

「今日は自分の好みに付き合わせちゃったから」という理由で相手も奢りやすくなりますので、相手の心理をよく観察して合わせるようにしましょう。

食べたいもの

自分の食べたいものはいくつかあると思いますが、それらはいったん抑えておき、相手の好きな食べ物や食べたいものがあるかどうかを確認しましょう。

質問したところで、相手が何でもいいと答えたのなら、和洋中と大まかなジャンルで店を分けて、それから相手と一緒にお店を選びましょう。

お店で自分の食べたいメニューがあったとしても、それが高い値段のものであれば頼むのは極力避けます。

値段の安いものや中程度のものにするか、もしくは相手のおすすめのものを一緒に食べることで、奢ってもらえる可能性は高くなります。

2.会計後の言動

会計時に、相手が奢ってくれようとしていたなら、その時のこちらの言動が重要なポイントになります。

最初から奢ってくれる雰囲気であったとしても、会計時になって奢る仕草を見せてくれたとしても、どちらの場合でも同じようにこちらが気を遣うことで、相手の自尊心を満足させることが出来るでしょう。

また、相手の見栄やプライドを満足させることができたなら、今後も同じように食事を奢ってくれる可能性は高まります。

そのため、どちらかと言えば相手に奢ってほしいというタイプの人は、この会計時、または会計後の言動にとくに気をつけるように意識しましょう。

自分の言動ひとつで、相手とのその後の関係も変わってきます。

お金を気にする

会計時、または会計後には必ずお金を気にしましょう。

例えふりだとしても、自分もお金を払う素振りを見せることで、相手はこちらの気遣いに納得し、また満足します。