ショックも少なく立ち直りも早い
また、ダメ元での挑戦はショックも少なく立ち直りも早いといえます。
人は、物事に対しては期待をしてしまいます。
例えば好きな人がいる場合、きっと両想いだから付き合えるのではないかという期待を抱いていたり、仕事に対しても、このプロジェクトを成功させて、出世できるのではないかという期待を抱いて、物事に挑んでいる人は多いのではないでしょうか?
過剰な期待というのは、失敗したときに、気持ちの下げ幅が大きく、その結果立ち直るのには時間がかかります。
恋愛においては、両想いになれるのを期待して、好きな人とのお付き合いの夢見ていた場合、その夢が実現できないと分かった瞬間には非常にショックを受けるはずです。
また、仕事面でも出世をするために頑張っていたのに、プロジェクトの失敗などで、出世ができないと分かったときは、(もう一生出世ができないのではないか…。)などと感じてしまい、這い上がってくるまでに時間がかかります。
しかし、ダメ元での挑戦であれば、背負っているものは何もなく、過剰な期待もありません。
「どうせダメだろけど、頑張ろう。」という気持ちでの挑戦であるからこそ、ショックも少なく立ち直りも早くなるのです。
2.印象に残る
また、ダメ元での挑戦というのは、非常に印象に残る挑戦だとも言えます。
失敗するのはわかっているけど、自分のできる限りのことはやってみようという気持ちというのは、非常に前向きなものですし、気合の入った行動だといえます。
そのため、非常に印象に残りますし、あなた自身の成長であったり、人生が変わるきっかけにもなる可能性があり得るのです。
突き進む気持ちが強い
ダメ元での挑戦というのは、「失敗を恐れる」という精神がありません。
失敗する可能性が高いと分かっているからこそ、突き進む気持ちが強くなるのです。
状態としては、アニメや漫画などで、自分よりも強い敵が出てきたときと似ているかもしれません(笑)
絶対に勝てない相手だからこそ、自分の全力で戦ってみて、結果的に自分の成長にもつながり、相手を倒すことができた。
少年漫画ではよくあるパターンですよね。
ダメ元での挑戦というのは、それに近いものだといえるでしょう。
突き進む気持ちが強いと、人は恐れを感じることなく、一生懸命取り組んでいくことができます。
本来、人は失敗を恐れて、躊躇してしまったり、逃げてしまったりをしがちな生き物。
だからこそ、失敗を恐れずに突き進むことができるという行動こそに価値があるといえるのではないでしょうか。
遠慮がない
また、人は挑戦をするときは、どうしても成功を見据えて行動を起こしがちです。
(こういうことをしたら失敗してしまうのではないだろうか。)とか(こんなことを言ったら嫌われてしまうのではないか。)という迷いは、行動を躊躇させてしまい、ブレーキをかけてしまうことにもつながります。
さらに、日本人は他人に対して、遠慮をしがちだといわれています。
必要以上に相手の気持ちを察しようとしたり、相手の気持ちを優先しようとする人種であるといわれており、外国の人と比べて、どうしても自分の気持ちにブレーキをかけがちです。
自分の気持ちを押し殺すことにも慣れているといえるでしょう。
しかし、ダメ元での挑戦の場合は、失敗を恐れずに突き進んでいるため、行動に遠慮がなくなります。
また、自分の思った通りにやろうという気持ちがつよくなるため、自分の行動にも自信をもって行動ができるようになります。
そのため、人のことを気にしたり、選択肢を悩んだりという気持ちはなくなるといえるでしょう。
3.感謝の気持ちが大きい
ダメ元での挑戦というのは、人に対して感謝の気持ちも大きくなります。
人は失敗したときに、ショックを受けるため自分の感情を優先にしがちになります。
結果、周りの人が励ましてくれたり、フォローをしてくれているのにもかかわらず、それが目に入らなかったり、気づかなかったりしてしまいます。
しかし、ダメ元での挑戦というのは、冷静に対処しているため、周りの人の行動が非常に見えやすくなります。
ショックを受けるということが抑えられるからこそ、周りの人の行動が冷静に見えるようになるのでしょう。
うまくいった場合、心からありがたいと思える
また、ダメ元での挑戦が成功した場合は、本来の倍以上の嬉しさも感じられます。