しかし、ダメ元での挑戦というのは、実行するという選択肢しかありません。
実行する選択肢しかないからこそ、開き直って挑戦することができ、前を向いての行動が可能だといえるのです。
迷わなくていい
本来は、人は行動する前には躊躇する生き物。
自分の行動や言動に対して、どうしたらいいかと悩んでしまったり、プレッシャーから逃げてしまったりと、迷いがちになってしまいます。
しかし、ダメ元での挑戦であれば、迷うという選択肢はなく、前をみてズンズン進んでいくことができます。
自分の行動に躊躇したり、迷ってしまうというのは、想像以上のストレスになってしまうもの。
結果、悩みすぎてしまって、体調を崩してしまったり、マイナス思考になってしまうことも多くあります。
その分、ダメ元での挑戦は迷うという選択肢がないため、自分に自信をもって挑戦することができるといえるでしょう。
7.結果がどうあれ気づきがあると思っている
また、ダメ元での挑戦は、結果がどうであれ気づきがあります。
冷静に対処でき、自分に自信をもって、前だけとみて進んでいくことができるからこそ、気づきも多いといえるでしょう。
気づきが多いということは、自分の成長にもつながりますし、人間関係をより良いものにしていくこともできます。
さらに、失敗したときも、素直に受け止めることができ、次に生かそうと思えるという利点があります。
また、失敗というのは、自分の成長は改善につながるチャンスというのもたくさんあります。
人はきっかけなくしては、変わることができません。
そして、きっかけというのは、成功からよりも、失敗から生まれやすいものなのです。
うまくいかない場合も前進のひとつ
人は失敗から学ぶことが多い生き物。
最初から成功する人は少なく、失敗の方が多い人がほとんどかもしれません。
だからこそ、「うまくいかない場合も前進のひとつ」だという気持ちで取り組むことで、気持ちが和らぐのではないでしょうか?
そもそも、失敗を恐れて、行動を躊躇していては何も始まりません。
「どうせうまくいかないから…。」と逃げるのではなく、「ダメ元でもよいから挑戦してみよう!」という気持ちは、あなたに成長する機会を与えてくれるといえるのではないでしょうか。
次へのステップ
また、失敗というのは次へのステップにもつながります。
失敗を体験しなければ、ずっとステージは変わりませんし、成長もすることができません。
あなた自身のレベルというのは、いつまでたってもその位置で、変わることがありません。
そもそも、成長というのは他人が与えてくれるものではなく、自分の挑戦した結果から導き出してくれるもの。
今の自分が大好きなのであれば、挑戦する必要もないですが、自分を変えたいと思うのであれば、逃げるのではなく、前を向いて突き進んでいくしかないのです。
突き進んでいく先に次へのステップが広がっているといえるでしょう。
8.開き直りが後押ししてくれる
ダメ元での挑戦というのは、開き直りともいえます。
そして、開き直りが後押ししてくれるため、結果、普段よりも良い行動ができるのです、
開き直ったときの人の行動というのは、実は、通常のときの行動よりも、良い動きをします。
「どうせ失敗するのであれば…」と失敗に対して前向きに取り組んでいくことができるため、結果いつもよりも良い行動を起こしやすいといえるのです。
変なこだわりがない
また、開き直った時の行動というのは、変なこだわりというのが一切なくなります。
まけてしまったらどうしようという気持ちから、変に確立を意識してしまったり、振られてしまったらどうしようという気持ちから、周りの人に聞き取り調査をしたりなど、こだわりが出てきてしまうと、人はおかしな行動を起こしがちになります。
また、人は何かにチャレンジするときに、過去の失敗を思い出しやすいといえます。
過去の失敗と重ねて、行動を躊躇してしまいがちなのです。