”七色”というのは7つの感情の種類を表しています。
その七種類の感情というのは、「悲しみ」「嫌悪」「怒り」「恐れ」「驚き」「喜び」そして「感情」となります。
悲しみや嫌悪感などは私たちが大人になるにつれて色々な経験をすることで、感じるようになっていくものです。
しかし、「感情」というのは、生まれながらにしてすぐに感じることができるものであり、すべての人間が必ず抱くことの出来る思いともいわれています。
感情と気分も区分される
「感情」という言葉に似ているもので「気分」というものがありますよね。
似ているような言葉ですが、この言葉たちも厳密に区別することができるんです。
簡単にお伝えしますと、それは「目に見えるものか目に見えないものか」という違いになります。
「気分」というのは目に見えないものですよね。
気持ちいいとか気分が悪いとか、相手から聞きだすことが出来なければそれを把握するのは難しいです。
一方で、「感情」というのは、イライラしていれば怒りの気持ちになっているのだと判断できますよね。
「感情」は相手から判断されやすく分かりやすいものなんです。
この「感情」と「気分」を使い分け、さらに見分けることによって相手の求めている反応をすることができる・・・という点で人間関係をスムーズにするのはちょうどよいものになります。
知っておいて損はありません。
心情は具体的、感情は大きく区分される
心情とは「具体的なもの」をあらわし、感情は「大きく区分できるもの」として表すことが出来ます。
それってどういうことなのでしょうか?
あなたには、心に秘めている情熱だとか目標がありますか?
心情はいちいち言葉に出して表現するものではないので、具体的に自分自身に言い聞かせる言葉になっているのではないでしょうか。
しかし、反対に感情というのはおおまかなもの。
「嬉しい!」といってその嬉しさを細かく表現するのはなかなか難しいですよね。
そのように心情は具体的なもの、具体的な気持ち隣、感情とはおおまかで大きな意味合いのものになります。
感情は表現する
あなたは、感情表現が得意ですか?それとも苦手でしょうか。
コミュニケーションが苦手な人ほど、感情表現って苦手のはず。
ここで少し疑問に思いませんでしたか?
「感情って表現できるんだ!」ということです。
先ほど、感情というのは大きな枠組みのもので細かいところまで説明するのは難しいものとお伝えしました。
矛盾していると感じるかもしれませんね。
では、そもそも「感情表現」はどのようなことをするのでしょうか?
まさに自分が感じていること、思っていることを相手に伝えるために言葉や仕草、行動にだして何かしらのアクションをとることですよね。
そう、感情とは表現できるものなんです。
おおまかでも相手に伝えることの出来る思いのことをさしてます。
しかし、「心情」というのは心に秘めた思いや気持ちをさしているのでいちいち誰かに伝えるようなことはありません。
心情は表現せず、感情は表現できるものなんです。
そうすると、あなたがこれまでに感じたことのある気持ちで「心情」なのか?それとも「感情」なのか?を区別できるのではないでしょうか。
心情は心の中に閉じ込めたもの
「心情」は心に秘めておくもの、またそうしておきたい気持ちを示しています。
要するに、心の中にわざと自分で閉じ込めたものになります。
本当はこんな風に感じている、それを相手に伝えたい。