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心情とはどういう意味?“感情”との違いや正しい使い方・例文・類語・英語表現を解説!

心情が複雑だ」「心情をお察しします」・・・なんて色々なところで心のなかの気持ちを表現するときに使われる”心情”という言葉。

あなたもこれまでの生活の中で”心情”という言葉を使ってきたのではないでしょうか。

そのような人もいれば、まだ文章で読んだことしかなくて実際に会話のなかで”心情”という言葉を使ったことがないという人もいるかもしれないですね。

この記事では「心情」とは、どんな意味を持っているのか、感情との違いや正しい使い方、例文、類語、英語表現についてお伝えいたします。

この記事を読めば、すぐにでも「心情」を正しく使いこなせるようになるはずです。

この記事の目次

心情とはどういう意味?

心情とは「心の中にある思いや感情。」という意味を持ちます。

心の中にある思いや感情

心情という言葉には「心の中にある思いや感情」という意味があります。

「あの人はどういった意味合いで”心情”という言葉を使っていたのだろうか?」「心情ってよくきくけどこんな意味があるのか」などなど、人それぞれ心に思い浮かべるものは違いますよね。

今回の文字の意味をお伝えする文章を読みながらも「大好きなあの人は今どこで何してるんだろう」なんてまったく関係のないことを心の中で思っている方もいることでしょう。

言葉に出さなくても人は心の中で絶えず、色々なことを考えているもの。

その考えていること、そしてその考えていることに対して抱いている感情のことを”心情”とあらわすことができるのです。

言葉に出していない思い

心情は「言葉に出すまでもないけれども、心の中で思っている思いのこと」をいいます。

人は言葉にださなくても何も考えていないような人でも心の中では、なにかしらのことを思っていたり考えています。

眠っている間でも脳はひたすら考え続けているなんていわれていますし、人生は選択の連続ですよね。

それらを考えていることを逐一、言葉に出す人はいないでしょう。

大好きな人を見ることが出来たとき、会話をすることが出来たとき、人は「嬉しい思い」を抱きますよね。

その気持ちを好きな人に直接伝えるような人もいますが、普通であれば緊張してしまうし、その言葉を話したところで相手にドン引きされるかもしれないのでなかなか話すことが出来ないはず。

それこそ、言葉に出していなくても心に思っている思いなのです。

あなたも、言葉に出さないけれども心の中で何かを思っているのではありませんか?

心の状態

「心の状態」のことを心情としてさすことがあります。

多くの方が「心情」として使っているのがこの意味合いでしょう。

あなたの心の状態はどうでしょう?

元気、元気がない、落ち込んでいる、ワクワクしている・・・など人によって、色々な感情を抱いているはず。

人は嬉しいことがあればワクワクした気持ちになれるし、反対に悲しい出来事があれば心が落ち込んで沈んでしまいますよね。

そのような心の状態、簡単にいえば”気持ち”を心情ということができるんです。

「今私はとても嬉しい!」と思うのであれば、その人の心情は嬉しい気持ちになりますよね。

行動ののち形成された気持ち

これまでにお伝えしてきた「心情」という言葉の意味は、何もしていなくても無意識のうちに心の中から湧き出てくるような気持ちをさしていました。

そのように自然に心に湧き上がってくる感情以外にも、何かをすることによって結果として何かを感じることもありますよね。

ずばり、そのように「なにか行動したあとに形成され、心に思うようになった気持ち」のことも心情と表すことが出来るんです。

例えば、誰かに愛の告白をしたとしましょう。

告白する前でも緊張するものですが、愛の告白をして相手から「返事はまた今度にしてもいいかな」なんていわれたら、もっとドキドキしてしまいますよね。

そのドキドキって告白する前に感じていたドキドキとは違うもので「ふられちゃうのかな、それともお付き合いできるのかな」なんて複雑に考える気持ちになっているはず。

これは恋愛のケースでの例ですが、このように何かを行動した結果としてなってしまった気持ちのことも心情として扱うことが出来ます。

胸に秘めたるもの