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地頭が良い人の14個の特徴と地頭を...(続き5)

感情的になると、つい根拠もなく自分の主張を全面に押し出してしまいがちです。

しかし多くの場合、自分の喜怒哀楽の感情だけで意見していますので、相手から冷静に論理的な反論をされてしまったら、こちらは何も言えなくなってしまうでしょう。

そうなってはこちらが悔しい思いをするだけですので、できるだけこちらも論理的に話ができるように訓練しましょう。

例えば会社で残業がきつくて上司に文句を言いたいのであれば、「疲れる」や「辛い」といった個人的な感情は避けて、労働基準法などの法的な話を持ち出すことで、論理的に自分の主張を通すことができます。

論理的に話をするためには、それだけ物事についても詳しくなければなりません。

そのため、感情論にならないためにも、日頃から新聞を読むなり、自分の中の知識を増やすなりしながら、少しずつ論理的な話ができるようになっていきましょう。

文章を書く練習から

いきなり論理的な話し方をしようと思っても、会話の内容をボイスレコーダーにでも記録しておかない限りは、自分が論理的に話せているのかどうかの確認もしっかりとできないでしょう。

そのため、まずは文章を書く練習から始めるようにしましょう。

何か本を読むなり、自分でテーマを決めて調べものをするなりして、その内容を文章で論理的にまとめます。

そしてまとめたら何度も読み返して、それがきちんと論理的な内容になっているのかを確認しましょう。

もし自分で分からない場合には、誰かに読んでもらって、内容に筋が通っているか、説得力があるかなどを確認してもらうと良いでしょう。

1日1つのテーマでもいいので、書く練習を重ねていくことで、次第に論理的な思考を身に付けていくことができるようになります。

論理的な思考が身に付けば、今度はそれを口に出せるように練習することで、実際に論理的に話をすることができるようになるでしょう。

起承転結を意識する

物事はどんなことにも、起承転結を当てはめて考えることができます。

例えば犬がいたずらをした時にも、その原因と結果を踏まえた上で、どんな状況の時に犬がどんなふうにいたずらをして、それがどのような結果になり、どうなったのかと起承転結にまとめることができます。

起承転結にまとめることで、それを聞く側にも内容を分かりやすく伝えることができます。

小説を書く際にも、エッセイを書く際にも、文章を書く人たちはすべて起承転結を意識して書いています。

そのため、文章として論理的にまとめる際にも、起承転結を意識して書くようにしましょう。

普段文章に馴染みがない人は、まずはごく短い数行の文章から、起承転結を意識して書いてみると良いでしょう。

3.感性や直感で判断しない

感性や直感は大事です。

人に備わった第六感のようなものですので、それを信じて行動した結果、正解に辿り着くという人も中にはいるでしょう。

しかし、感性や直感に頼ってばかりでは、論理的な思考を身に付けることはできません。

感情的なものが喜怒哀楽からきているのだとすれば、論理的思考は検証を行い、確かな根拠を用意しておきます。

そして感性や直感の場合、感情的なものでも論理的なものでもないため、理由を問われても「なんとなく」としか答えようがないでしょう。

自分1人で行動するのであればそれでも良いでしょうが、周りを納得させて進んでいこうとする時には感性や直感ほど頼りにならないものはありません。

自分は自分の感性や直感を信じていても、それを他人も同じように信じるのは不可能でしょう。

そのため、地頭を良くしたいのであれば、感性や直感で判断するのは控えましょう。

4.地頭の良い人と仲良くなる

お金持ちになりたければお金持ちと仲良くするのが一番手っ取り早いように、地頭が良くなりたいと思ったら、地頭の良い人と仲良くなることが大切です。

地頭の良い人と常に一緒に行動することで、その人がどんな風に物事を考えて行動しているのかが分かるようになります。

とはいえ、頭の中で考えていることですので、こちらが下手に予想するよりも、直接相手に「どうしてそう思ったのか」と聞くようにしましょう。

自分では分からないところで地頭の良い人が何かを考えて行動したのなら、その理由ややり方を聞き、それを真似しましょう。

そうすることで少しずつ、自分も地頭の良さを身に付けることができるようになるかもしれません。

考え方や話し方を参考にする

地頭の良い人になりたいと思ったら、実際に地頭の良い人の側で、その考え方や話し方を参考にするのが一番です。

考え方は直接聞かなければならないため、物事が済んだ後で「どうしてああいう風にしたのか」とそれとなく考え方を聞き出しましょう。

よほどこちらが含みを持たせた問いかけをしない限りは、相手も快く「こう思ったからこうしたんだよ」と考えを教えてくれることでしょう。