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「洞察力」とはどういう意味?「観察...(続き2)

まさかその内部で起こっていることを想像することなんて、できなかったですし、できたとしてもそこまで記録しなかったはずです。

要するに、観察するということは”表面上のこと”だけに注目していることをさしているんです。

この世界では、見えるものが全てではないとお伝えしましたが、やはり見えるもので判断せざるを得ないですよね。

そんなときには、観察力が必要になってくるわけです。

あなたは、見た目でその人がどんな人なのか?どんな性格をしているかなんて見抜くことが出来るのでは?それは、観察力がある証です。

分析力とはどう違う?

次に洞察力と一緒の意味として捉えられがちな”分析力”について見ていきましょう。

分析するというと、科学的なこと、数学的なことをイメージする方が多いのではないでしょうか。

そうですね。

ずばり、分析力とは、何か対象とするものを分けたり、組み合わせたり、そして違う角度からその物事を見たりして最終的な結論をだすことができる能力をさしています。

何か問題から結論をだすときってその問題自体をしっかり把握していなければ、正確な答えを導き出すことは出来ないですよね。

「ここにはリンゴがあるから、それで何かを作って欲しい」といわれたところですぐに着手しませんよね。

りんごはいくつあるのか、そして他に材料はなにがあるのか・・・それらを全てひっくるめて「何を作ろうか」と考えるはずです「。

つまり、分析力というのはまず現状を把握し、そして問題点に気づくことが出来る能力です。

洞察力のある人の特徴とは?

これまでに”洞察力”という言葉の意味についてお伝えしてきました!

その意味を理解することが出来たでしょうか?また、洞察力と似ている言葉といわれている観察力、分析力という言葉についてもふれてきましたね。

どれも何か対象を見る・・・という点で同じでしたが、どこまで見るのか、どのような方法でその対象をみるのかがまったく違っていました。

洞察力とは見えない部分までも注目してみようとすること、見える能力であるということを頭に入れておいてください。

あなたは、なぜ「洞察力」という言葉を調べたのでしょうか?

きっとほとんどの方が「洞察力のある人間になりたい!」と願っていたからでしょう。

洞察力のある人間というと、問題解決するまでに他の人よりもあまり時間を必要としません。

それは、その対象とする物事や問題に対して見えるものだけではなく、そこから得られた情報からさらに直感を働かせてそれらを判断しているからなんですよね。

忙しい現代人にとって、そのような時短できる能力、そして確実性のある能力というのはのどから手が出るほどほしくなっても当たり前。

だって、その能力さえあれば、サクサクと仕事を進めることも出来るし、たとえ問題にぶちあたったとしてもすぐに乗り越えることが出来るからなんです。

そんなすばらしい能力である”洞察力”を持っている人ってあなたの身近にいますか?もしも、身近にいるのであれば「洞察力がある人がどんな人なのか」というのをよく理解していることでしょう。

しかし、世の中にはそこまで洞察力のある人がいないこともあり、「洞察力のある人」というのが具体的にどのような人なのかイメージできない人のほうが多いはず。

それなのに洞察力のある人になろうとするなんて無理があるんですよね。

そうならないように、まずはここで洞察力のある人ってどんな特徴を持っているのかを確認しておきましょう。

その特徴を知り、イメージすることができればあなたはすぐにでも洞察力のある人になれるかもしれません。

根気がある

洞察力のある人は、根性があります。

どうして根性があるのでしょうか?

それは、どんなに困難と思われる問題でも決して逃げ出すことなく、それらを根気よく解決したいと思っているからなんです。

それも思っているだけではなく、解決できるまで永遠とその問題に取り組みます。

そうすると、その根気のおかげで最初は見えなかったものが見えてくるんですよね。

例えば、あなたが新しい契約先と商談を結ぶことになったとしましょう。

そのとき、その会社の業績は見るからによいもので安心しきっていました。

しかし、すぐにその業績は悪化、そして取引をしてしまったあなたの会社が大損をすることになってしまったのです。

これって見えるものだけにしか注目していなかったから、そうなってしまったんです。