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対人恐怖症に向いている仕事11選(続き5)

そして一度思い込むと、直接本人の口から違うと聞かない限りは、きっとそうだと思い込み続けるため、周りが何を言っても安心は出来ないでしょう。

あがり症で見られるのが嫌

あがり症は対人恐怖症の大きな特徴の一つでもありますので、元々あがり症の人は対人恐怖症になりやすいでしょう。

あがり症の人はとにかく人前に出ると緊張してしまいますので、普段から出来るだけ大勢の前で目立つ行為は避けようとし、また人から注目を浴びることに抵抗があります。

一対一でも相手が偉い立場の人や自分が尊敬する相手であれば、途端に緊張して顔が真っ赤になり、うまく言葉が出てこなくなってしまうでしょう。

子どものあがり症であれば見ていて微笑ましいですが、大人のあがり症となると、見ている側を不安にさせたり、反対に笑いを誘ってしまったりすることがありますので、そうなるとますますあがり症は酷くなってしまうでしょう。

人見知りな性格

人見知りな性格をしている人は、新しく人と出会うことに対して抵抗があります。

ポジティブ思考の人は新しい出会いの機会があると自らそこへ飛び込んでいき、積極的に他人とコミュニケーションを取ろうとします。

しかし一方で、人見知りな性格の人では、新しい人が現れると自分からは近づかず、また無難な距離を保とうとします。

相手に対する興味や好奇心よりも、「下手に近づかずに自分の心の平穏を保ちたい」という気持ちが強いため、自分からコミュニケーションを取ろうとはしないでしょう。

もしも自分のテリトリー内に誰かが入ってきたとしても、自ら相手を追い払うようなことは出来ないため、一人でもやもやと悩んでしまうことが多いです。

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自分に自信がない

対人恐怖症になりやすい人は、自分に自信がありません。

自分に自信がないからこそ、他人の顔色や言動をうかがってしまい、誰かがため息をつけばそれが自分のせいなのではないかと極端に気にしてしまいます。

一見相手に対する気遣いが優れているようにも思えますが、自分に自信がない人は、とにかく相手の顔色をうかがってトラブルを避けることで、何よりも自分を守ろうとしています。

周囲の目が気になる

対人恐怖症になりやすい人は、自分に自信がありません。

そのため、常に周囲の目が気になったり、周囲からの自分に対する評価を異常に気にしたりします。

「自分が周囲からどう見られているか」ということに全神経を使っていますので、人前にいる時は常に緊張して気を張っています。

そのため非常にストレスも溜まりやすく、家に帰る頃にはドッと疲れが出てしまうでしょう。

容姿にコンプレックスを抱えている

自分の容姿にコンプレックスを抱えている人は、それだけ周りに自分を見られたくないと思っています。

例え他人から見たらその人の容姿が優れていたとしても、自分自身では容姿が劣っていると感じているため、他人からの賛辞も嫌味や嘘だと受け取ってしまうことが多いです。

人前を歩く時にも、誰も自分を見ていなくても「ブサイクだと思われているんじゃないか」と疑心暗鬼になってしまい、積極的に外へ出ようとはしません。

容姿に対するコンプレックスは、自分で「大丈夫だ」と気持ちを切り替えない限りは、そう簡単には直らないでしょう。

まとめ

対人恐怖症になってしまう原因は人それぞれです。

人間関係のトラブルが原因となって対人恐怖症になってしまうこともあれば、育ってきた環境で、人と接することが極端に苦手な場合もあります。

社会で生きていく以上は、どうしても人と関わらなければならないため、対人恐怖症であることが大きな障害になってしまうことも少なくはないでしょう。

とくに社会に出て働く上で、人とまともにコミュニケーションが取れなければ、会社でやっていけないと考えてしまう人もいます。

けれども世の中には、対人関係が苦手でも出来る仕事はたくさんあります。

そこまで種類は多くはないかもしれませんが、きっと自分にも出来ると感じられる仕事はどこかにあるでしょう。

対人恐怖症だからと諦めてしまわずに、自分に出来る仕事や向いている仕事を探してみましょう!