人は見た目が9割だと言われています。
すなわち、初対面の人と顔を合わせた時に、まず見た目(視覚)で相手がどんな人間なのかを私たちは想像します。
次に相手と実際に会話をすることで、第一印象との差を埋めていきます。
しかし、第一印象が良くなければ、そんな相手とまともに会話をしたいとは思えないため、その後の交流に繋げるためにも、第一印象はとくに重要なものと言えるでしょう。
その第一印象を良くするためにはどうすれば良いのか、具体的な方法をご紹介します!
第一印象を良くする7個の方法
誰でも自分の大まかな第一印象は分かっていることでしょう。
これまで自分と関わってきた人たちが、口をそろえて「最初は話し難そうな人だと思った」と言えば、「自分の第一印象は話しかけ難いのか・・」と自覚しますし、また「優しそうな人だと思った」と言われれば、周りからの第一印象は悪くないということが自分で分かります。
そのため、自分の第一印象が良いのか悪いのかという大体の判断は、自分でもできます。
第一印象が良い人であれば、それ以上特別に第一印象を良くする努力は必要ないかもしれません。
しかし一方で、人に与える第一印象が悪い人の場合、第一印象が悪かったことが原因で円滑な人間関係を築けなかったり、周りの人から誤解されてしまったりすることがあります。
社会で生きていく上で、ある程度は自分の第一印象を良くしておいた方が、自分の人生を有利に送ることができるでしょう。
第一印象を良くするためにはどうすればいいのか、その方法を以下にご紹介していきます。
爽やかな笑顔
笑顔の人と仏頂面の人がいるとしたら、あなたならどちらの人に対して良い印象を抱きますか?恐らくほとんどの人が笑顔の人に良い印象を抱くことでしょう。
「笑顔は七難隠す」「笑う門には福来る」などのことわざがあるように、笑顔でいるというだけで、人に与える印象は良くなりますし、また人当たりが良くなることで自然と自分の周りの運気も向上しやすくなります。
笑顔にもにこにこ笑顔やにやにや笑顔などたくさんの種類がありますが、第一印象を良くするには、にこにこ笑顔や爽やかな笑顔がおすすめです。
とくに笑顔が爽やかな人は、清潔感もあるように感じさせますので、相手からの第一印象は良くなりやすいでしょう。
笑顔は毎日鏡の前で練習すれば、誰でも上手に作れるようになりますので、日々笑顔を浮かべるように意識しましょう。
笑顔に爽やかさが出せているかどうか不安な場合には、親や友人などに笑顔のチェックをしてもらうという方法もあります。
姿勢を良くする
ぴしっと伸びた美しい姿勢は、自然と周りの人の目を惹きますし、とても好印象に映ります。
例えば初めて顔を合わせる相手が、ものすごく猫背の人だった場合、「なんだか暗そうな雰囲気だなぁ」と感じる人は多いです。
猫背や姿勢が歪んでいる人は、性格や雰囲気も曲がっているように見えてしまいやすいですし、また根暗な印象を相手に与えてしまいやすいです。
人によっては、猫背の姿勢が自然と人を威嚇するように思えてしまうこともありますので、姿勢が悪い人は、日頃から姿勢を良くするように意識しましょう。
また、人と会う場面や特別な場面の時にのみ姿勢を良くしようとする人がいますが、日頃から姿勢を伸ばす癖がついていなければ、数時間も姿勢を保たせることはできず、疲労してしまうでしょう。
姿勢を良くするには日頃から意識して背筋を伸ばす努力をする必要があります。
相手の目を見て話す
恥ずかしがり屋の性格の人や、自分に自信のない人は、話をする時に相手の目を見ることがなかなかできません。
目が合うということがとても気まずいものに思えてしまい、一瞬目を合わせても、直ぐにそらしてしまうという人は多いです。
あまりにじろじろと相手の顔を見るのも失礼になってしまうこともありますが、話をしている時にはきちんと相手の目を見ることで、「誠実そうな人だな」「真面目で意志の強そうな人だな」と相手に良い印象を抱かせることができます。
いきなり人と目を合わせるのが難しいという人は、まずは家族や友人、恋人を相手に目を見る練習をすると良いでしょう。
また、話をする際には、普段は相手の鼻の辺りを見ながら話し、時々ちらっと目を見るようにすることでも、相手と目を合わせる練習をすることができます。
慣れてくれば数秒間、相手の目を見ながら話をすることも可能になります。
あまり目を見つめることだけに集中し過ぎてしまうと、話の内容がまったく頭に入ってこなくなってしまいますので、やり過ぎには注意しましょう。
聞き取りやすい話し方をする
あなたは人と話をする時に、自分の話したいことを一方的に相手に話すタイプですか?
それとも、相手が聞きやすいようにと話の内容を整理して、ひとつずつ相手の反応を見ながら話をするタイプでしょうか?
前者の人の場合は、「話を伝えたい」という熱意を相手に伝えることができますが、一方で相手の気持ちや都合にはお構いなしで一方的に話をまくし立ててしまうため、場合によっては迷惑に思われてしまうこともあるでしょう。