事実を話すのは勇気を射るものですよね。
その際に「事実を言えば」なんて堅苦しい言葉を前置きにしてしまえば、さらにそのことに関して緊張してしまうのではないでしょうか。
しかし、「実は」と短縮した言葉を使うことによって事実をのべることに恐怖も感じず、さらに相手に堅苦しいイメージを与えることなしに伝えたいことを伝えることができるようになります。
本当のところは
事実とはいったいどのようなことをさしているのでしょうか?ずばり“本当のこと”“真実”をさしていますね。
空想でも妄想でもなく、実際にこの現実に起きていることを指しています。
それが事実です。
その事実を話すことを「実は」というのであれば、それをもっと簡単にラフな形で伝えるのであれば「本当のところは」という言葉に置き換えることができます。
つまり、「実は」という言葉には「本当のところは」という言葉の意味までも持っているということになります。
実際はこうなっている、周りの人は○○のように見ているけれど本当のところはこうなってますよ、というニュアンスで使われる言葉でもあるということなんですね。
「実は」の類語、同義語や関連語
これまでに「実は」という言葉の意味について学んできましたね!あなたが感じていた「実は」という言葉の意味、そしてそれに対するイメージはあっていたでしょうか。
ややこしくなってしまうかもしれませんが、筆者はもともと「実は」という言葉に対してもっと堅苦しいイメージを持っていたんですよね。
しかし、言い換えをすればもっと簡単に伝えることができる言葉であることをしってとても驚いたのです。
そう、言葉を詳しく理解するにはその類語や同義語関連語などを確認する作業を外すことはできません。
さきほどご紹介してきた“実は”の意味だけで、「実は」という言葉について深く知ることができたと感じている人もいることでしょう。
しかし、それではその言葉に対する認識が甘かったり、ちょっと違うニュアンスで理解してしまっているなんてよくあることになります。
そのようにならないように、ここでは「実は」の類語や同義語、関連語をご紹介しています。
「実は」という言葉にはどのような類語、同義語、関連語があるというのでしょうか?
ここでは、それらについて詳しくご紹介します!
ぜひ、これらの類語等を確認し、あなたの「実は」という言葉への理解を深めてください。
現実において、または現実性で
「実は」という言葉には「事実をいえば」という意味がありましたね。
「事実」というのは、現実世界のことをさしています。
現実世界で実際に起きていることですよね。
つまり、「現実において」「または現実性を考えて」という意味でも使うことができるということになります。
では、この意味でつかわれる言葉には「実は」のほかにどのような言葉があるというのでしょうか?
さっそく「実は」の類語をじっくりみていきましょう。
現に
「現実に起きていること」をさす言葉として「現に」という言葉があります。
この言葉は、「現にあいつは仕事をさぼった」なんて使いますね。
この文章では「現実世界において、あいつは本当に仕事をさぼった」という意味になります。
「実はあいつは仕事をさぼった」というと、「実際にあいつは仕事をさぼった」という意味になり、この二つの文章においては「あいつ」というのが仕事をさぼったという現実があるということを意味しているのは分かるでしょう。
よって、「実は」と「現に」という言葉は言い換えることができます。
実を言えば
「実は」というのは「実際のところ~になっている」という意味で使うという言葉でしたね。
「実をいえば」という言葉であれば、これらの言葉の類似点を見出すのは簡単なのではないでしょうか。
ずばり、「実際のことをいえば、あいつは仕事をさぼった」ということをさすということになります。
「実をいえば」の「実」は“実際”“現実”の「実」であると理解するとわかりやすいでしょう。
そのため、現実のことを指しているという点で「実は」という言葉と類語であるということができます。