芸能人夫婦の離婚のいざこざで
モラハラというと、どうしても「上司から受ける」とか「友人から言われる」なんていうのを想像してしまいがちです。
たしかに会社の上司や同僚などの仕事関係の人、友達、恋人などから言葉の暴力、精神的な暴力を受けることもありますよね。
それも大問題視されています。
しかし、それ以上に“夫婦関係におけるモラハラ”というのがもっと注目され、そして問題視されているんです。
もしかしたら、あなたは旦那さんや奥さんから“モラハラ”を受けているのかもしれません。
そのように配偶者からモラハラを受けている人はあなただけではなく、この世界にたくさんおられるのです。
その一例として、芸能人のある夫婦が「旦那のモラハラに我慢できずに離婚をした」なんていうニュースまでも流れました。
まぁあの夫婦はかなりの年齢差もあったので、旦那さんのほうが奥さんのことを“下”に見ていたのかもしれないですね。
その夫婦だけではなく、今でも離婚調停をしたり、わざわざ記者会見を行うなどして「モラハラを受けていたので離婚した」と主張する芸能人夫婦は少なくありません。
にしても、松◯一代さんは少しやりすぎなような気もしましたが…。
海外でも多い?
モラハラというと、日本だけの問題だと感じていませんか?
日本人はもともと繊細な性格をしている人が多いので、傷つきやすい面を持っているんですよね。
そのため、モラハラを受けやすかったり、ちょっとした精神的ダメージを受けるだけでモラハラと認定します。
では、海外に目を移してみればどうなのでしょうか?ずばり、海外でもモラハラは多くなっています。
国にもよりますが、日本のように目に見える暴力が減ってきている、一見平和そうに見える国こそがモラハラで悩んでいる人がたくさんいる国になります。
それにもともとモラハラという言葉は、イルゴイエンヌというセラピストによって提唱された言葉でしたね。
つまり、日本よりも海外での発見のほうが早かったということになります。
ハラスメントを敵視する風潮
モラハラを受けている人にとっては、このような言葉があることによって助けてもらえる機会が増えることになりました。
そのおかげで社会生活を送ることもできるし、モラハラをしてきた人と同じ職場で働くこともなければ、最悪の場合に慰謝料を請求することも可能ですよね。
そのようにモラハラという言葉に恩恵を受けている人もいれば、まさか自分がモラハラをしているなんて気づかなかったけれど、モラハラをされたといわれ慰謝料を払うことになるような人もいます。
そのような人たちにとっては、「何がモラハラだ!」「自意識過剰にもほどがある!」なんて主張する気持ちが芽生えるんですね。
つまり、モラハラを受けたと感じる人がいるのであれば、モラハラなんてした覚えはないと感じる人もいるということです。
モラハラをするほとんどの人は“無意識的”にそれをしてしまっているので、このような感情になりやすいんです。
とはいえ、モラハラを受けた人は、精神科医などでも判断できるくらいの心のダメージを受けたり、その後に普通の生活をすることのできないような心的外傷をおっていたりするので逃げも隠れもすることができません。
でも納得いかないんですよね。
そのため、現代で認知されはじめているあらゆる”ハラスメントに反対する”人たちもいます。
「そのように感じるのは弱いからだ」「もっと立ち向かえばいいのに」「うじうじしてるのが悪いんだ」なんて、まったくもって自分が悪いとは感じない人こそハラスメントを敵視しています。
モラハラの具体例5個
これまでにモラハラとはどのようなものをいうのかについてお伝えしてきましたね。
その意味について納得できたでしょうか?
また、今ではまだ私生活の中でモラハラに出会ってなかったとしても、これから先もそのように平穏な生活を送ることができるとは保障できないんですよね。
しかし、始めてモラハラを受ける人というのは「まさかこれがモラハラじゃないよね」「気のせいだ」なんて自分に言い聞かせてしまい、潜在的な“モラハラの被害者”になってしまいます。
それじゃあ、気づいたころには最初よりも深い心の傷を負ってしまうことになりかねません。
そのようなことにならないように、もしくは今すでに「これがモラハラなのかわからない」という人もいることでしょう。
ということで、ここでは実際のにおきているモラハラの具体例をご紹介しています。
モラハラをする人ってどんな性格をしているのか?どのようにふるまってくるのか?…なんていうポイントを押さえておくだけでも変わりますよね!