CoCoSiA(ココシア)

モラハラの意味とは?5個の具体例と...(続き4)

モラハラをする人というのは、基本的に高いプライドを持っています。

人はそれぞれに自分なりのセオリーだとかプライドを持っているものですが、モラハラをする人というのはちょっと普通の人とは違うプライドの高さをしているんですね。

ひとつのことにかなりこだわりまくっていたり、ほかの分野ではいつも弱気なのに特定の“得意としている”分野になるとたちまち性格が変わるような人っていませんか?そのような人は、モラハラをしている可能性があります。

自分が全て正しいと思っている

プライドが高いということは、その分野に対しては“自分が正しい”と思っているということになりますよね。

人によってはある特定の分野だけではなく、あらゆるすべてのことに対して“自分がすべて正しい”と感じています。

それは親からの育てられ方に問題があるんですよね。

あなたにもあなたなりに感じている“世界に対する当たり前や常識”というものがあるはずです。

しかし、それって当たり前でもなんでもないんですよね。

当たり前や常識というのは、立場によって、もしくはそれを見つめる人によって異なります。

ある宗教を信じている人は「神様がいるのは当たり前だ」と思っていますが、宗教を信じない人は「神様がいないのが当たり前だ」と感じていますね。

これくらいの差があることになります。

しかし、自分の気持ちやこれまでに親に教わってきたこと、信じている人に教わったことなどを信じ切っている人は応用がききません。

一つの物事でもあらゆる角度から見ることができるようになったとき大人になれるものですが、まだ完全に大人になり切れていないんですよね。

そのため、自分がこれまでに体験してきたこと、これまでにかかわってきた人がしてきたことができない人を罵倒したりします。

また、「あなたのその考えのほうがおかしい」なんていえば、手を出してくるような人もいます。

喜怒哀楽が激しい

あなたは、ご自身の喜怒哀楽についてどのように感じていますか?子供であれば感じたことをそのまますぐにアピールしても「かわいいなぁ」で済みますよね。

しかし、大人がやっていたらどうでしょうか。

素直な性格というのは一見とても良いものに見えるものですが、あまりにも喜怒哀楽が激しすぎると社会生活を営んでいくのは難しいですよね。

本来であれば、大人になるにつれて誰もが感情をコントロールすることを覚えます。

「ここでこんな風に主張しても意味ないな」とか「ここぞというときにアピールしたほうが効果がある!」なんて、社会生活の中で学んでいるんですよね。

しかり、モラハラをする人というのは、それができておらずいつまでたっても喜怒哀楽が激しい性格をしています。

自分の感情を抑えることが出来ない

つまり自分の感情をコントロールできないってことなんです。

大人になれば誰もが冷静に物事を見るように意識するものですが、そんなのをするのはふつうではない、自分の気持ちを素直に表現するのを当たり前に感じているんですね。

そのように感情をコントロールできない人と一緒に過ごしたことはありますか?人間関係では、あらゆることがいつも発生しますね。

信頼していたと思っていた人が急に裏切ることもあるでしょう。

そんなときにすぐに怒り狂うのではなく、どうしてそのようになってしまったのかなんて考えるものです。

しかし、モラハラをする人は「その場で感じた感情」に絶対的に従ってしまうので、そのように冷静に物事を見つめることができません。

一緒にいてつかれるタイプのはずです。

突然態度が豹変する

感情をコントロールできない…ということは、感じたことをそのまま表現するということですね。

そのため、急に態度が豹変することがあります。

「穏やかな人だな」と感じていたけれども、相手にとって少し気に食わないことをあなたがしたのであれば、たったそれだけでめちゃくちゃキレます。

キレるだけではなく、怒鳴ったり、その人をバカにするような発言をするんですね。

まるでまったりしていた猫がライオンに変化してしまったかのような、まさかこんな人になるなんて想像もできなかった!なんていえるくらいに豹変します。

いちどでもそのように豹変している姿を見てしまえば、その後はその人の顔色を窺って過ごすようになるんですよね。

なぜかといいますともう二度とそのような豹変した姿を見たくない=傷つきたくないからです。

それもまた精神的なストレスにつながり、モラハラになります。