これって、「一喜一憂」の言葉の意味をそのまま表しているというのは、すぐにお気づきになるのではないでしょうか。
このように言葉を構成している漢字などには必ず意味があるものです。
もしもその言葉の意味を思い出せなくなったりしたときには、どんな漢字で構成されているのかな?という部分に注目するようにすると理解が深まるでしょう。
一喜一憂の例文を紹介
これまでに簡単に「一喜一憂」という言葉の意味についてお伝えしてきました。
その言葉の意味を理解することはできたでしょうか。
おさらいしますと「状況に応じて、うれしくなったり心配してしまったりすること」という意味がありましたね。
このような意味を知っている人でも、会話の中や文章の中でこの言葉を使おうとしたときに間違ってしまう人がいます。
つまり、間違った意味や使うべきではないシチュエーションでこの言葉を使ってしまうんですね。
もしも、あなた自身がそのようなことをしてしまうことになったらどうでしょうか。
指摘してくれる人もいますが、大人になればなるほど誰も指摘してくれません。
その代わりに心の中でバカにしていたり、人によってはほかの人との会話のネタにしてしまうことだってあるんですよね。
そのようにされたくないですよね。
そのために、ここでは一喜一憂という言葉を使った例文をご紹介しています。
一喜一憂とはどのようにして使うのか?また、どのようにして使うのが正しいのかをここで学んでおきましょう。
それぞれにその例文の意味、そしてどのようなニュアンスで「一喜一憂」という言葉が使われているのかをお伝えしています。
まずは、例文をよんで「どんなニュアンスの文章なのかな」というのを想像してみてくださいね。
憧れの彼女の表情に、彼はいつも一喜一憂している
この文章は、どのような意味を持っているでしょうか?ずばり「あこがれている彼女の表情に、彼はいつもうれしくなったり心配したりしている」という意味になります。
この文章を読めば、「彼」というのは「その彼女」にあこがれの気持ち、恋する気持ちを抱いているんだなということを読み取れますね。
そんな大好きな人がうれしそうな顔をしていれば、「彼」もうれしくなります。
反対にその憧れの彼女が悲しそうな顔をしていたり、不安そうな表情をしていたり、さらには彼が何かをしたことに対して不満そうな表情をしているのであれば「大丈夫なのかな」「何か悪いことをしてしまったのかな」なんて心配してしまうんですよね。
つまり、彼はいつも彼女の表情によって感情が変わっているということになります。
好きな人のこと、あこがれの人のことを思い出すとこのようになってしまう人は多いのではないでしょうか。
ほんの僅かな体重の増減で、彼女は一喜一憂する
この文章はどのような意味を持っているでしょうか?ずばり、「ほんのわずかに体重が増えたり減ったりすることだけで、彼女はうれしくなったり悲しくなったりしている」という意味になります。
これは、これまでにダイエット経験をしたことがある人であれば感じたことのある感情なのではないでしょうか。
食べればそりゃあ少しの体重は増えますが、その体重でも「ああ、0.1kg増えてしまった…」なんて落ち込んでしまうんですよね。
しかし、反対に便秘などが解消されただけで0.1kgマイナスになったくらいで「やせた!」と大喜びしてしまうものです。
人によっては、朝にはかっている体重の数字がその日の占いを示しているなんていうこともありますよね。
それまでにダイエットにて体重にまどわされたり、振り回されるものではありませんが「早く痩せたい」「早くきれいになりたい」と思えば思うほどにちょっとした数字の変化にも敏感になってしまうものです。
その結果、ちょっとした体重能増減でもうれしくなったり悲しくなったりしてしまうんですね。
一喜一憂の類義語
「一喜一憂」という言葉における例文を2つご紹介しました。
その使い方、そしてそれぞれでの意味を確認することはできましたか?その例文を読むことで大体の方は、「一喜一憂」という言葉についての理解を深めることができたはずです。
しかし、なかにはまだ「一喜一憂のイメージがわかないなぁ」なんて言う人もいるのではないでしょうか。
そのような方たちは、ぜひとも“一喜一憂の類義語”を確認することをおすすめします。
類義とというのは、その対象としている言葉とほぼ同じ意味を持つ言葉になります。
そのため、「一喜一憂」とほぼ同じ意味を持っているので、違う角度から見れば「一喜一憂」という言葉を簡単に理解することができるんですね。
では、いったい「一喜一憂」という言葉の類義語にはどんなものがあるというのでしょうか?さっそく確認していきましょう。