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意思の疎通がとれない時の10個の原...(続き3)

もちろん場数を踏み、自ら意識して努力をすれば大人になってからでもコミュニケーション能力をきちんと身に付けることは可能です。

しかし、それをしようと自分で意識しなければ、人と意思の疎通がはかり難いままでしょう。

8:自分が一番偉いと勘違いしている

プライドがとても高い人や、自信過剰な人は、自分が一番偉い存在なのだと勘違いしていることがあります。

もちろん会社の社長の立場ともなれば、現実として会社で一番偉い存在ですので、多少は偉そうに反りかえったところで違和感はないでしょう。

しかし、周りから見れば他の人たちと同じような立場や存在の人で、自分のことを周りの人たちよりも偉いと勘違いしている人が時々います。

ちょっと家がお金持ちだったり、ちょっと人よりも能力が優れていたりする人で、自信過剰な人にその傾向が強いです。

自分が周りの人よりも偉いと勘違いしているため、相手に合わせて話を分かりやすく伝えようと努力することなんてしません。

「自分の発言を理解しろよ」と常に相手に理解や察する能力を求めます。

自分は言葉足らずで話していても、それをまったく悪いとも思っておらず、常に相手の察しが悪いのだと不満を覚えます。

また、自分が一番偉いという気持ちから、相手の話を自分が聞く気がなくなったら途端に話を聞き流しますし、相手の話を遮って自分の話をしようとします。

そんなわがままで自己中心的な人とも意思の疎通ははかれないでしょう。

9:人以外のものに依存している

人以外のものに依存しているタイプの人とも、意思の疎通は難しいです。

例えばネット依存症の人は、暇さえあればネットにかじりついていますので、ネット上特有のスラングや専門用語ばかりを使って画面の向こうの相手とコミュニケーションをとることが多いです。

そうした専門用語を日常会話の中で使ってしまうと、その時点で専門用語を知らない人とはまともに意思の疎通が取れなくなるでしょう。

また、ネット上ではとにかく自分の意見を優先して書き込めます。

相手の意見や話を流したり、上から自分の意見を被せたりと、相手を尊重することなく自分勝手な言動をすることができますので、それが当たり前になってしまうと、日常会話の中でも平気で相手の言葉に自分の言葉を被せようとしたり、まともに話に聞く耳を持とうとしなかったりします。

一方で、ゲーム依存に陥っている人では、四六時中ゲームばかりをやっていて、積極的に人とコミュニケーションをはかろうとはしません。

そのため人とまともに話し慣れておらず、いざ話そうとしても上手く言葉を伝えることができなかったり、相手の意図を読み取れなかったりします。

10:自分から話そうとしない

引っ込み思案の人や自分に自信がない人、恥ずかしがり屋の人などは、自分から話をしようとはしません。

自分が話さない分も聞き役には適しているかもしれませんが、自分から積極的に話ができなければ、相手に分かりやすく自分の気持ちや意見を伝えることができません。

私たちは日頃当たり前に言葉を用いていますが、その言葉もたくさん話して場数を踏まなければ、相手に分かりやすく内容を伝えたり、相手に合わせて話をしたりすることは難しいでしょう。

どんな人でも独りよがりな話をすることはできます。

しかし、「相手に伝わりやすいように」と意識をして話をするには、ある程度自分も話し慣れる必要があります。

話し慣れてくれば、自然とどんな言葉を使えば相手に分かりやすく伝えることができるのかを考える力が身に付いてきます。

しかしそれをしないでただ聞き役に徹する人は、上手に相手と意思の疎通はとれないでしょう。

️社会人には必須のスキル!しっかり意思疎通はできてる?

意思の疎通は、社会に出てからもまともにできないと、自分がとても苦労することになります。

何せ仕事でもいちいち意思の疎通がとれないため、それが原因でトラブルを起こしてしまいかねないからです。

意志の疎通が下手な人ほど、そうしたミスやトラブルを起こす可能性が高くなり、ミスが多ければそれだけ周囲からの信頼や昇進にも悪影響を及ぼしてしまうでしょう。

「人と分かり合う必要なんてない」「自分のことだけできていればいい」と考える人もいますが、本心はどうであれ表面上はきちんと誰とでも意思の疎通がはかれるようになっておかなければ、結局は自分を不利な立場にしてしまうだけでしょう。

意志の疎通は社会人には必須のスキルです。

日頃から上手く人と意思の疎通ができないと感じている人は、この機会にしっかりと意思の疎通をとれるように改善させましょう。

意思疎通とは?

意思疎通とは、互いに考えていることを伝え理解を得ることや、認識を共有することです。

自分の考えを相手に理解してもらうためには、相手が理解するように自分が説明する必要があります。

また、認識の共有は、互いに同じ意識や認識をするために、きちんとお互いが情報を交換して理解しておく必要があるでしょう。

例えば会社の方針が売上げ第一であれば、それを社長が社員全員に言葉で伝えることによって、会社全体が売上げ第一という共通の認識を持つことになります。