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意思の疎通がとれない時の10個の原...(続き5)

話す気がない相手には、まずは話す気にさせるように仕向けることが大切です。

相手の警戒心を解く

相手がこちらに対してもしも警戒心を抱いているのなら、まずはその警戒心を解くように努めましょう。

誰でも警戒している相手の話はきちんと聞こうとはしませんし、自分の話もしようとはしないでしょう。

反対に警戒心が解ければ、自分の話も積極的にしてくれるようになりますし、またこちらの話もしっかりと聞いてくれるようになるでしょう。

相手の警戒心を解こうと思ったら、まずは自分から相手に心を開き、相手を信頼するように努めましょう。

こちらが心を開き信頼しているのを相手が感じ取れば、次第に相手も警戒心を解いていってくれることでしょう。

自分の話しは3割、相手の話しは7割を意識する

「聞き上手は話し上手」という言葉があります。

人の話をきちんと聞ける人は、話す側になっても上手に話すことができるでしょう。

何故なら、人の話を聞く時には注意深く相手の話し方や表情などを観察しており、相手の感情を察することに長けているため、それを自分が話す側になった時にも同じように用いているからです。

自分が話をしながら、聞く相手の表情や仕草をきちんとチェックしているため、相手がつまらなさそうにしていれば話題を変えたり、相手が分かり難そうにしていたら表現方法を変えたりと、相手に合わせて話をすることができます。

すると聞き手も「この人の話は分かりやすい」と感じるため、聞くだけでなく、話すのも上手いと言われています。

いきなり聞き上手や話し上手になるのは難しいので、まずは自分が話すのは3割、聞くのは7割を意識して会話をするようにしましょう。

また、話す際にも聞く際にも、相手の表情や仕草などから、その都度相手の気持ちを察する努力もしましょう。

細かいことでも相談・報告する

「これくらいなら」と自分では思うことでも、案外周りの人は連絡や報告、場合によっては相談がして欲しいと考えていることがあります。

誰もが自分一人だけて済ませていることであれば、自分もいちいち報告や連絡をする必要はないでしょう。

しかし、社外へ出る時や戻った時、また仕事で分からないことがあった時などには、速やかに上司や同僚などに話をしておくことで、周りの人たちもあなたが今どんな状況にあるのかを把握しやすくなります。

状況を互いに把握し合えていれば、何かあった時にも咄嗟にフォローを入れ合うこともできるでしょう。

会話のキャッチボールを意識する

会話をする時には、常に会話のキャッチボールを意識しましょう。

例えば同僚に「次のミーティングっていつだっけ?」と聞かれた時に、「そういえば12日は集まりがあるんだっけな」と返したとします。

一見ミーティングが12日だと答えているように思えますが、実際には会話のキャッチボールはできていません。

「次のミーティングはいつか」と聞かれたなら、まずは「12日だよ」と答えるのが正確な答え方でしょう。

その上で、自分の言いたい言葉を付け足すようにすれば、相手にも分かりやすく伝わります。

日常会話でも仕事中の会話でも、こうしたささいな会話のキャッチボールのずれはありますので、常にきちんと会話の筋が通っているように意識して話をするようにしましょう。

️意思疎通は人生を豊かにするためのツールである

意思疎通は、自分の人生を豊かにするためのツールです。

人と意思疎通ができるようになれば、それだけ自分の言いたいことや相手の言いたいことが分かるため、会話や作業がスムーズに進みます。

また、人と仲良くなるためにも意思疎通は必要不可欠ですし、互いに意思疎通がとれていれば、何かあった時には助けてもらうこともできるでしょう。

プライベートの人間関係でも、仕事の関係でも、いろんな人と意思疎通がとれるようにしておきましょう。

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