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意思の疎通がとれない時の10個の原...(続き4)

また、例えば自分の思う通りに部下に仕事をしてもらいたいと思ったら、自分の思う通りに部下が仕事をできるように、最初にきちんと自分が指示を出す必要があるでしょう。

意志疎通には、このようにどちらかが一方的に自分の意志を伝えるのではなく、自分の意志を相手にも理解してもらうことが必要となります。

それができて初めて「意志の疎通がとれている」と言えるでしょう。

意思疎通の類語

意思疎通は、お互いに考えていることを伝えて、認識を共有することです。

一方的に話したり聞いたりするだけでは、互いの認識が一致しているかどうかは分かりませんし、実際に認識できていないことが多いです。

しかし、きちんと互いに認識を共有できれば、共通の目標に向かって頑張ることができますし、意思疎通に慣れてくれば次第にアイコンタクトや阿吽の呼吸ができるようになるでしょう。

意志疎通ができればできるほど、自分たちには有利になりますので、職場でも「意志疎通をはかりなさい」と言われることが多いでしょう。

そんな意志疎通を別の言葉で表現すると、どのような言葉になるのでしょうか?

意思疎通の類語をご紹介していきます。

コミュニケーション

コミュニケーションとは、社会生活を営む私たち人間が、互いに意思や感情、思考を伝達し合うことです。

言語や文字、身振り手振りを用いることが多く、それ以外にも表情や仕草、口調などで自分の気持ちを相手に伝えようとします。

意志疎通よりも日常的に用いられることが多く、頻繁に人とのコミュニケーションを推奨する内容があちこちで聞かれますので、誰もが知っている言葉でもあるでしょう。

意志疎通と同様に、コミュニケーションも一方的にはかろうとしたところで、上手くいくことはありません。

一方が心を開いても、もう一方が心を開かなければ独りよがりなものになってしまいますので、互いの意思の疎通をはかることが何よりも重要です。

報連相

会社やバイト先でよく、「報連相をきちんとしましょう」と言われることがあります。

この報連相とは、報告・連絡・相談のことです。

仕事ひとつとっても、自分で勝手に進めてしまっては、上司や同僚は仕事内容を把握することができません。

もしそれでトラブルがあった場合には、本人以外は誰も把握していませんので現場はパニックになってしまいますし、本人に事情を聴いたところで、万一保身のためにあることないこと嘘をついたら誰にも事実確認ができずに、うやむやになってしまいます。

結局は会社が責任を取らなければならなくなってしまいますので、仕事内容はきちんと毎回上司に報告をする必要があります。

また、上司に報告するだけでなく、仕事に関わる人にはきちんと連絡をとる必要もありますし、もしも自分で分からないことがあれば、直ぐに分かる人に相談をするべきでしょう。

それらの報告と連絡と相談の頭文字をとり、報連相とよく言われています。

報告と連絡、相談をきちんとすることによって、互いに意思疎通や認識の共有が可能になりますので、とくに仕事の上にでは報連相が重要視されています。

️意思疎通が取れない時の解決方法

人と意思疎通が上手く取れない時には、どうしたらいいのでしょうか?

上手く意志の疎通ができない原因は、自分にある場合もあれば、相手にある場合もあります。

「他の人たちとは意志疎通が上手くできるのに、この人とだけは上手くいかない」と思うことがあれば、それはひょっとしたら、相手の意思疎通のやり方に問題があるのかもしれません。

もしくは、自分がその人のことを苦手だと感じていれば、無意識に自分の方が意思疎通を避けているのかもしれません。

また、誰と話しても上手く意思の疎通ができないのであれば、自分にその原因があるのかもしれません。

意志疎通が上手く取れない時の解決方法としておすすめの方法を以下にご紹介していきます。

意志疎通に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

相手が興味ある分野の話をする

誰でも自分の関心のない話をだらだらとされていたら、話をまともに聞く気が失せてしまうでしょう。

また、最初からこちらの話を聞く気が相手にあまりなさそうなら、自分の話を相手に聞かせたところで、上手く意思疎通がとれるわけはありません。

そんな時には、自分の話をするのは止めて、相手の話を聞くようにしましょう。

誰でも自分の好きな話題であれば、乗り気になりやすいですし、自分から話をしようという気になりやすいです。

その心理を上手に利用して、相手が興味のありそうな分野の話を振ってみましょう。

それで相手が乗り気になれば、向こうから積極的にこちらと話をしようという気になるでしょう。