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「訪問」と「来訪」の正しい使い方。...(続き5)

結果、無礼者として見られることもあるのです。

敬語を二重に使うことによって時に”尊敬語”になってしまうこともありますから、「来訪」という言葉を使うときにはそこまで気合を入れすぎないように気を付けましょう。

他にも覚えておきたいビジネス用語

ビジネス用語には今回ご紹介した「訪問」や「来訪」のほかにもたくさんの言葉があります。

しかし、その言葉をすべて把握するのは難しいですよね。

だからこそ、よく使われる言葉だったり、注意点がある言葉を覚えておくしかないのです。

ということで、ここでは、「来訪」「訪問」のほかにもぜひとも覚えておいていただきたいビジネス用語をご紹介しています!

それぞれどのような意味を持っているのか、またどのようにして使うのかを簡単な例文で確認しておきましょう。

ご苦労さまです

あなたはこの言葉を誰に使っているでしょうか。

ビジネス面ではよく見聞きする言葉になりますよね。

この言葉は「目下の人・もしくは同等の人」に使う言葉になります。

つまり、目上の人に「ご苦労様です」という言葉を使うのは失礼になってしまいます。

目上の人が「ご苦労だったね」「ご苦労さま」というのは、自分の立場が上であることを明確に示しています。

しかし、逆に目下(部下)が目上の者(上司)にこの言葉を使ってしまうと、その言葉とともに「あなたのことを下に見ていますよ」という意味が含まれることになります。

もしも目上の人(上司など)にねぎらいの言葉をかけたいと感じるのであれば、「ご苦労さまです」ではなく「お疲れ様です」という言葉を使うようにしましょう。

了解しました

これまたビジネスシーンではよく見聞きされることの多い言葉になります。

ラインでも「了解」なんていう言葉でやり取りをする人もいるのではないでしょうか?

この言葉は、相手は話してきたこと、申し出てきたことをOKするという意味ですね。

また、相手が何かをお願いしてきたときにそれをしますよ、という意味でこの言葉を使うこともあります。

つまり、何かを承諾するときに使う言葉です。

とはいえ、この言葉はお客様がいるようなシーン、ましてやお客様に使う言葉ではないことを頭に入れておきましょう。

人によってはこの言葉を嫌うビジネスマンも多いので、できる限り「わかりました」という言葉で承諾の意を伝えるのが正解です。

取引先への訪問時に注意すること

これまでに「訪問」「来訪」やそれ以外のビジネス用語について確認してきましたが、それぞれの言葉の意味をしっかり理解できたでしょうか。

その次に気になってくるのは「実際に自分がどこかを訪問するときに何に気を付ければいいのかな」ということでしょう。

これまでに何度も訪問をしてきた人でも、訪問には慣れないものです。

毎回のように新しい人に出会うのであればなおさらでしょう。

しかし、だからといってヘマをしていいということではありません。

相手はあなたのちょっとした仕草や態度であなたと同時にあなたの勤めている会社を判断しています。

でも、取引先へ訪問するときにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか?

ここでは、ぜひともビジネスマンには絶対に気を付けてほしいこと、注意してほしいことをお伝えしています。

事前にメール・電話で伝える

「訪問」という言葉の意味をお伝えするときに何度もお話ししていますが、あらかじめいつ訪問するのか、または訪問するという事実を伝えるのはとても重要とのことでしたね。

事前にメールや電話で訪問することを伝えておくことによって、相手も心の準備をすることができます。

また、あなたが急に訪問したとしても相手が忙しくて結局お話をすることができなかったら、お互いにいやな気持ちになってしまうでしょう。

だからこそ、事前にメールや電話でいつ・どこに訪問するのかまでも詳しく伝えるべきなんですね!

服装を確認する

訪問するといっても、どんな服装でもいいというわけではありません。