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「訪問」と「来訪」の正しい使い方。取引先への訪問時に注意すべき5個のこと


「訪問いたします」や「来訪しました」なんていう言葉を使っているそこのあなた!

あなたはそのような言葉を話しているとのことですが、その文章を構成している「訪問」という言葉と「来訪」という言葉の違いをしっかり理解できているのでしょうか?

この二つの言葉はとても似ているように見えますよね。

そのため、「同じ意味」として使っているビジネスマンは少なくありません。

しかし、本当のことをお伝えしますと「訪問」と「来訪」という言葉はまったくもって意味が違うんです。

意味が違うことを知らずになんとなくのニュアンスで「同じ意味に違いない!」なんて思って使ってしまっている人もいるのではないでしょうか?

よくよく見れば「訪ねる」という漢字がどちらにも使われているのでそのように感じても仕方ないですよね。

今はまだそのようになんとなくのニュアンスでそれらの言葉を使うことができているかもしれません。

しかし、これから先においては、実は間違った意味で使っていた場合に指摘される可能性があります。

大人になってその言葉の使い方が間違っているなんて指摘されるのはうれしいですが、少し恥ずかしいですよね。

そのようにならないためにもこの記事では“来訪”と“訪問”という言葉の違いについてお伝えしています!

また、ビジネスシーンにおいて取引先などに訪問することもあるでしょう。

そのときに使えるほかのビジネス用語だけではなく、その訪問中に気を付けるべきことまでもお伝えしています!

この記事を読めばビジネスで多く使われる「訪問」「来訪」の言葉の意味を理解でき、さらに取引先に訪問する際に気を付けるべきことまでも把握できるようになります。

この記事の目次

️ビジネスマナー?!「訪問」「来訪」の使い方

あなたは、ビジネスシーンにおいて「訪問」や「来訪」という言葉を使っているのではないでしょうか?

そのような言葉って小学生や中学生の時には習っている漢字で構成されているので、あまり難しいイメージを抱くことはないかと思います。

それだからこそ、本当の「訪問」や「来訪」という言葉の意味を知らずにそれらの言葉を使ってしまっているビジネスマンがとてもたくさんいらっしゃるんですよね。

具体的にどのようなところで間違っているのかについてはのちほど触れていきますが、あなたもビジネスシーンにおいて「訪問」や「来訪」という言葉をよく使っているのではないでしょうか?

多く使っているひとこそ、その言葉の意味をしっかり理解し、そして他人に説明できるくらいのレベルでいてほしいものです。

あなたは、今回特集している「訪問」と「来訪」という言葉の意味を説明してほしいといわれたら、きれいに説明することはできるでしょうか?

おそらくほとんどの方が「そこに行くこと」「来ること」なんていうような言い方で説明を済ませるはずです。

たしかにそれでもいいのですが、「訪問」と「来訪」にはもっと厳密に違いが存在しています。

ビジネスという公の場所でよく使われる言葉だからこそ、ビジネスマンであれば絶対に理解しておくべき言葉でもあるんですよね。

また、これから社会人デビューする方もこの二つの言葉の違いを知っておくことによって、ビジネスシーンで怖気づくこともなくなるでしょう。

「訪問」の意味

まずは、「訪問」という言葉の意味についてチェックしていきましょう。

あなたは「訪問」という言葉に対してどのような意味を持っていると思いますか?

また、これまでにどのようなニュアンス・意味でこの言葉を使ってきたでしょうか。

ずばり、「訪問」という言葉には、「人をたずねる」「人の家に行くこと」という意味があります。

つまり、自ら目的としている人のもとへ出向くという意味があるんですね。

小学生時代には誰もが「家庭訪問」というのを体験したかと思います。

それは、小学校の担任の先生が家にやってきて、その家がどのような状況なのかを把握しながら生徒さんの学習状況などを親御さんに伝えるというものでしたね。

今では玄関先で終えることも多いですが、一昔前では家の中まであがってもらってお茶を飲みながらお話をしたものです。

それは「生徒の家庭に先生がやってくる」「先生が生徒に家に行く」という意味で”家庭訪問”という言葉になっているということはお分かりいただけるでしょうか?

何かの目的があり、その特定の対象としている人の家やその人のもとへ向かうことを「訪問」というということになりますね。

他にも「訪問」という言葉を使った文章、または日常生活で使われるシーンというのはたくさんあります。

それについてはのちほど例文としてご紹介しているので是非参考になさってくださいね!

「来訪」の意味