その中から、代表的なものを2つご紹介するので、不都合なく連絡手段を持てるように検討してみましょう。
緊急時の連絡に気付けない
「緊急の連絡をLINEのメッセージで送ってくんじゃねーよ」と言いたいところですが、それはそれとして、通知をオフにすることのデメリットは緊急連絡に気付けないことです。
最近は仕事の連絡もLINEにする人が増えてきているので、それがわからないのはたしかに困ります。
とはいえ、緊急の連絡なんて滅多にあるものでもないですから、そこまで気にしなくても良いでしょう。
緊急なのに見るのが任意のLINEメッセージで伝えてくるのは、送信者に問題がありますから、こちらが危惧してあげる必要はありません。
緊急時のやり取り方法を決めておこう
好きな人に限らず、通知全般をオフにするなら連絡先を交換する際に「あまりメールもLINEも見ないので、緊急時は電話でお願いします」など具体的に伝えておいた方が親切です。
代替方法があれば、本当に緊急な時も困りませんし、災害時の生存確認などが目的であれば「既読」の本来の役割にのっとって、メッセージを見るだけで伝わります。
突然連絡頻度が落ちると人間関係に亀裂も
今まで日に何十通とやりとりしていたのに、急に既読がつくのが遅くなって2通くらいしかやりとりしなくなれば、その急激な落差で「怒らせること言っちゃったかな」「嫌われたかな」と思うのが普通です。
では、段階的に量を減らしていけばいいのかというと、それも違います。
段々量を減らしたら気持ちが冷めていっている感じに見えるので、むしろ関係が自然消滅します。
仕事などに集中したい、自分のために時間を使いたいという明確な目的があっての通知オフですから、連絡頻度を落とすときは急激に落とすべきです。
その際は相手に不快感を与えたり、悩ませたりしないように頻度が落ちることを伝えましょう。
事前にラインの使い方を伝えておこう
“突然”でなければいいので、通知をオフにしてこれから連絡頻度が落ちそうだなという時には「LINEの通知が激しいので一斉にオフにしてしまいました。
見るのが遅くなるかもしれませんが、了承してください」などを連絡しておきましょう。
ちゃんと言っておけば相手だって理解してくれますし、「嫌だ!すばやく返して!」と言う人は“おこちゃま”なので無視しましょう。
付き合うだけ時間もムダです。
LINEのことをどういう使い方にしているのか説明するのも良いです。
「プライベートの連絡用なので仕事関係は漏れがないよう会社のメアドにお願いします」「基本的に夜しかチェックしないのでそれ以外の時間は電話をください」「チャット形式が苦手なので用事がないときはほとんど使いません」などです。
特定の人とのやりとりが多くて、その人の通知だけオフにする場合でも「一斉にオフにした」というのがコツです。
「あなたの通知だけオフにしました」と言ってしまうと、うるさくしてごめんなさいね、迷惑でしたよねって気持ちになるのでおすすめできません。
ライン通知をオフにする方法は簡単
さて、それでは通知をオフに設定しましょう。
LINE搭載の機能でオフにする方法もあれば、端末側でオフにする方法もあります。
機能を使いこなして快適にカスタムしていきます。
どの方法も難しくないので、今すぐにでも試せるものばかりです。
ラインから来る通知の全てをオフにする場合
LINEの設定(歯車のマーク)⇒通知とページを移動し、通知が緑になっていればスライドさせてオフにします。
たったこれだけで、LINEからの電話以外の通知がオフになります。
あるいは、端末の設定から「通知の許可」をオフにしても全ての通知をオフできます。
この場合、端末側で通知を切っているのでLINEの設定は通知オンになっていても通知はきません。
自分へのメンションだけ通知する
メンション自体があまり知られていないのですが、グループトークで会話が乱立するとき、特定の人に言いたいことがあるときに使う機能です。
「@相手の名前」と入力してからメッセージを書いて送信することで相手の名前部分が青色など(着せ替えをしているときは色が異なる)になって強調されるというものです。
トークのトップ(複数のトークが並んでいるところ)でも「メンションされました」という表示がなされるので、自分に向けたメッセージがあることを確認してもらえるようになります。
急ぎで確認してほしいメッセージ以外には大して使うことが無い分、使う時には急ぎである可能性が高いので、LINEの設定上で全体の通知をオフにしていてもメンションだけは通知するように選択できます。
通知の設定ページに「自分へのメンション通知」があるのでオンにすればOKです。