それは遥か昔に、男性は狩りに出て、女性は村を守っていたという遠い記憶から影響を受けているという説があります。
女性は村の中で孤立してしまうと、生きていけなくなってしまいます。
その為共感する事で相手に自分は仲間だよ、とアピールします。
一方男性は自らに狩猟する力があればそえで問題が無かった訳ですから、あまり共感を求める事はありません。
共感よりも似通った能力である事だとか、一緒に居て心強いだとかフィーリングを大事にする傾向が強いようです。
類は友を呼ぶは本当?そもそも意味は?
ことわざとは、先人たちの知恵であり掘り下げていくと理論的に納得のいく事も多く存在します。
そんな先人たちの言葉である「類は友を呼ぶ」ということわざを紐解いてみましょう。
類は友を呼ぶの意味
類は友を呼ぶ、ということわざは「気の合った者や、似ている部分を持っている者は自然と集まり親しくなる」という意味があります。
「類」という言葉には「似ている物」「同じような性質」の他にも「まとまったグループ」という意味もありますね。
ちなみに英語では「Birds of a feather flock together.」と言い「同じ羽を持った鳥が集まる」という和訳になります。
類は友を呼ぶは「引き寄せの法則」?
近頃では、類は友を呼ぶということわざを「引き寄せの法則」と捉える考え方も表れてきており、その法則にのっとった行動で自分の成長を促そうという考え方もありますね。
引き寄せの法則とは?
元はと言えば2017年に発行された「引き寄せの法則」という書籍からこの言葉が生まれました。
スピリチュアル的な内容を書いた自己啓発本として人気を博し、「自分が求める世の中の現象は全て人間の力で生み出せるもの」という事をメインテーマにして幸せんいなる方法を書いたものです。
その原点としては既に紹介した「4、相手は変えられないけど、自分が変われば相手も変わる」に精通していると言っても良いでしょう。
自分の望むように、自分自身が変わる事で望んだ結果が得られるという事ですね。
幸せな人には幸せが引き寄せられる
類は友を呼ぶ、という言葉は人に対して使われる言葉ですが大きな意味で捉えたら感情や現象だって同じ事です。
いつでも「自分は幸せだな」と感じながら日々に感謝して生きている人の元には幸せがやってくるし、不幸ふぁと自分を憐れみながら生きている人のもとには不幸が訪れると言われています。
類は友を呼ぶ、が人を対象にした言葉なのだとしたら、引き寄せの法則は事象を対象にした言葉であると言えるでしょう。
ポジティブな感情にはポジティブな現象が集まる
引き寄せの法則には、精神論が多く含まれます。
ポジティブな感情を持つ人はポジティブな行動を起こす事が多いです。
そうすると、結果ポジティブな事象が発生する訳です。
これだけ聞くとなんら当たり前の事ですよね。
その他にも「お金を引き寄せる」「成功を引き寄せる」など、様々な事が言われていますが、それらは全て自分が希望する結果を得る為に行動を変えたり意志として主張する事が重要と言われています。
実際に「その通りだった」という成功体験をしている人も多い様ですね。
成功者は自然と引き寄せの法則を理解している
プロスポーツ選手が幼い頃から「将来はプロスポーツ選手になる」とその為に血の滲むような努力を続けてきたというエピソードを聞いた事があるのではないでしょうか?
成功体験をした事がある人は「自分が変われば相手や事象が変わる」と言う事を誰に教えられる訳でもなく実践している事も少なくありませんね。
類は友を呼ぶために自分が成長するといいところ
類は友を呼ぶ、ということわざを深く知った所で次に実践したいのは「より自分を成長させて、優れた友人を持つ」という事ですよね。