三面鏡があると正面とサイドのバランスを見ながら刈り込んでいけますし、ヘアゴムやヘアクリップは長く残しておきたいところと刈り上げるところを分けるのに使えます。
コームはバリカンより長めに切りそろえたいとき、髪をコームに通してオーバーした部分をカットすればよくなるので便利です。
自力でグラデーションに刈る方法
バリカンでミリ数の違うカートリッジか複数選べるものを購入します。
まずは長めに全体を刈りそろえたら、1段階短いカートリッジで、先ほど刈った部分の1/3を刈り込み、最後にさらに短いカートリッジに付け替えて下の方を刈ります。
この差はそれぞれ3mmずつぐらいなら自然ですが、それ以上になると段差が激しくグラデーションに見えづらくなるので段階的にしましょう。
人気の6個の理由
男性のヘアスタイルから人気に火がついたツーブロックですが、女子の人気も年々高まってきており、軽めのツーブロックを取り入れている人口も増えてきました。
そこで、女子がツーブロックにする上でどのようなメリットがあるのか、なぜ人気なのかを探ってみましょう。
1.暑い季節でも涼しい
サイドや襟足部分を刈り上げているので涼しいことは間違いありません。
トップの長さがあっても、顔周りで髪がモタついたり汗で貼りついたりしないで済むため、スッキリした感じもあります。
女性は刈り上げた経験が無い人の方が多いでしょうから、ツーブロックのスッキリ感と涼しさは初体験となり、ハマってしまう人が続出しているようです。
2.ボリュームダウンになる
髪のボリュームで悩んでいる女性にとって、ツーブロックはボリュームダウンに最適なヘアスタイルです。
ある程度のボリュームならレイヤーを入れることでなんとかなりますが、本当に髪が多くて広がりやすい人だと、レイヤーを入れることで余計に四方八方へ広がってしまいます。
一方ツーブロックなら、髪の一部を刈り上げてしまうので確実にボリュームダウンすることができるのです。
基本的に女性がツーブロックをするなら髪が太くて多いボリュームがある人でないと難しいです。
髪が細くて少な目の人だと仕上がりがツーブロックというより、どこか貧相な感じが出てしまいます。
トップとサイド・バックとの段差が重要なので、トップにボリュームをもってこれるかどうか、自分の髪質を考えてから挑みましょう。
3.小顔効果もアリ◎
髪がボリュームダウンできるため、首から上の大きさが小さくなります。
しかし、小顔効果というのはこのことではなく、目の錯覚によって小顔に見せるというものです。
小顔に見せるには、髪まで含めてひし形になっているのが理想的で、自分の顔型に合わせたツーブロックにすることでひし形を作りやすくなります。
もみあげから耳にかけてのサイドの部分を、耳の高さあたりまで「だけ」を刈り込んだ場合、耳の高さより上にある長い髪を下せば髪型はそれほど変わりません。
ただ、髪の広がりは抑えられるため顔の横幅が長いことで悩んでいる人にとっては、髪の分の横幅を抑えられるためひし形に近づけることができるのです。
面長の場合は髪型全体をショートにして(ベリーショートではない)、サイドと襟足を刈り込むことで顔の縦長を縮めたように見せることで、ひし形に近づけることができます。
卵型の顔の人はベースとなる髪型は選ばず何でもツーブロックにしてOKです。
4.ヘアスタイルが楽になる
本格的なツーブロックだと、ヘアスタイルは楽になります。
コテで巻いたりストレートにしたりと苦労しなくても、ジェルやワックスを手になじませ、トップにある長めの髪へテキトーに揉み込むだけで結構サマになるからです。
寝癖もヘアスタイルかのように誤魔化せるため、朝の身支度の時間をかなり減らせるでしょう。
しかし、日々の楽さと相反して定期的な手入れは面倒臭いです。
女性のツーブロックの場合、大体もみあげあたりのサイドは3~6mm程度で刈り込むことが多いのですが、髪は1日で平均0.3~0.4mmずつ伸びています。
つまり、10日もすればほぼ倍の長さになってしまうというわけです。
そのため、こまめに刈り込まなくてはいけません。
10日ごとに美容院へいくわけにもいかないでしょうから、ツーブロックにするならバリカンも買っておいた方が良いといえます。
一ヶ月も放置すると1cmになってしまい、癖っ毛だと肌に対して垂直にツンツンしてしまったり、伸び方にバラつきも出てくるので見た目が悪いです。
5.シャンプーやドライヤーが楽になる
少量のシャンプーでも十分洗えるようになるでしょう。