もともとショートの場合は襟足をカットすることが多いため、刈り上げとの相性が良いヘアスタイルです。
かっこいい感じ、マニッシュなスタイルにしたい人におすすめで、カッチリ系の服やハンサムコーデともよく合います。
後頭部に丸みを出したショートボブでも良いですし、ウザバング(前髪あたりを長めに残したスタイル)のショートでも素敵です。
しかし、一歩間違うとワカメちゃんカットにもなってしまうので、ヘアカラーでローライトやハイライトをいれたり、パーマを当てる、またはワックスやジェルを揉み込んで動きを出す必要があります。
サイドを刈り上げてすっきり
ショートの場合はサイドの刈り上げを少な目にした方が良さそうです。
耳の後ろあたりまで刈り上げると大分パンチの効いた髪型になり、トップにある髪で隠すことができないので場を選ぶ髪型になります。
もみあげからこめかみよりも下、奥は耳の中間くらいまでのラインに留めているヘアスタイルが多いです。
これだけでも普通に髪が生えているよりはかなりスッキリしますし、シャンプーやドライヤーも楽になるので汗が気になる時期にはぴったりといえます。
ベリーショート
ベリーショートまでくると男性のツーブロックと変わりません。
トップのみワックスやジェルで癖付できる程度に残し、その他のところは全て刈り上げていきます。
とはいえ、女子のベリーショートは男子のベリーショートよりもやや幅が広く、後頭部を7分くらい覆うものもベリーショートですし、後頭部を殆ど刈り上げるのもベリーショートです。
ショートとベリーショートの境は曖昧ですが、トップの長さが10cm以下、サイドが耳たぶにかかっても1/3以下、襟足3cm以下程度がベリーショートと呼ばれることが多いようです。
似合うバランスは、顔が見えている部分とトップの髪の長さの面積が1:1になるようにするといいそうで、面長な人ほどトップを長めに残して前髪を形成するとバランスが良いといわれています。
ばっさり襟足カット
ベリーショートの場合はトップの髪自体が短いことがまず前提であるため、襟足どころかもっと上までバッサリカットしていきます。
後頭部を丸みのある形状にする場合はトップからの長さはグラデーションで短くなっていくようにカットしていきますが、サイドから続けて全て刈り上げてしまうスタイルもあります。
これだとだいぶ涼しいです。
サイド刈り上げでさっぱりと
ベリーショートはサイドもかなり短いため、刈り上げる部分はとくに限定しません。
トップの髪にそってグラデーションになるよう、一番下は刈り上げ、上に向かって短めにカットというスタイルもあれば、トップ以外は全部刈り上げることもあり、好みと頭の形に合わせて選びます。
ベリーショートの場合はトップとサイドのバランスがとても難しく、間違うとモヒカンになるので美容師さんにお願いするのがおすすめです。
ベリーショートにするのはちょっと待って!
ベリーショートのツーブロックは髪質を選ぶので要注意です。
髪質を考えないと、パイナップルかキノコ、カッパみたいな髪型になってしまいます。
こうなるのは髪質が硬く太い人です。
髪が細い、柔らかい人はこのように広がらないのですが、髪が堅い人は毎回セットをしっかりやるしかありません。
ドライヤーを上からあててなでつけていき、ワックスやジェルで固めればなんとかなります。
あるいは、美容院でパーマをあててもらいましょう。
それでも、パーマが薄れてきたり一度お風呂に入ってしまうとまた開くので、旅行でせっかく温泉に入ったのにジェルをつけないといけない、ということになりかねません。
髪質は考慮することをおすすめします。
応用編
「どうせやるなら、とことん他と違うツーブロックにしたい!」とい人のために、刈り上げ方のパターンを変えてみるという応用編をご紹介します。
より個性的なヘアスタイルになるので他者と被ることはほとんどないでしょう。
刈り上げ方の違い2パターンは次の通りです。
片側のみ刈り上げ
片側だけを刈り上げ、もう片方のサイドは通常のままのこしておくというヘアスタイルです。
わざと刈り上げを片方だけ見せてアシンメトリーな髪型にすることで、パンクロックな感じのおしゃれが目指せます。
かなり異色なので、ヘアスタイルが自由でも良い環境に自分がいるのかどうかはよく考えましょう。