気温の高まりとともに人気が加速しているツーブロック。
男性のモテヘアスタイルとして称賛する雑誌も多かったことで、ツーブロック男子が量産されるようになって久しいですね。
ツーブロックは男の髪型、という認識でしたが、最近はその流行が女子にも移ってきています。
女性がやるにはちょっと個性的すぎ、男っぽすぎるヘアスタイルではないの?と思うかもしれませんが、女子には女子向けのツーブロックがあります。
今回はツーブロック女子について紹介します。
意外とナチュラルだったり可愛かったりするのでチェックしてみましょう。
ツーブロック女子が可愛い!
女子のツーブロック人気の火付け役はおそらく木村カエラさんです。
他にもIMALUさんや、夏木マリさん、一時期は倖田來未さん、松浦亜弥さん、若槻千夏さんもツーブロックでした。
なかなか攻めた髪型でありながら、髪型が自由な専門学生や大学生を中心に人気が加速し、ファッショニスタやインスタグラマーの間での流行も手伝って、幅広い年代からの人気が高まってきています。
ツーブロックとは
ツーブロックは和製英語です。
英語圏では「shavedsides」や「undercut」といったりします。
ツーブロックの定義はトップの毛量を十分にキープしてサイドや襟足を短くカットしたヘアスタイルです。
男性のツーブロックは概ね襟足やサイドをバリカンで短く刈り込み、トップだけ長さを保ってワックスなどでアレンジするものが多いです。
刈り上げ、角刈りとの違いは段差の有無です。
ツーブロックは刈り込んだ部分とトップに明確な段差、ボリュームの違いがありますが、刈り上げや角刈りはシルエットがなめらかになるように短さがグラデーションされています。
どんな風にするの?
女性の場合は、男性のツーブロックほど刈り上げの幅が無いことが多いです。
男性は頭のハチという、頭がい骨が張っていて角になっている部分を目安に、それより上をトップ、それより下をサイドや襟足として刈り上げるツーブロックが基本になりますが、女性がこの短さだと少し男性的すぎてしまいます。
サイド耳の上あたりまで、あるいはもみあげをこめかみ程度まで剃りこむ、襟足は耳の下の高さ程度に刈り上げることが多く、トップの髪の毛のボリュームはわりと長めにキープします。
自宅でできる?
できますが、初めて自分で髪を切る人にとっては難易度がかなり高いヘアスタイルです。
普段から自分で髪を切っているなら、なんとかできそうではあります。
といっても、ショートヘアを自力でやってみて、上手くいったという実績のある人以外は挑戦すべきではありません。
後ろの刈り上げ部分のラインを真っ直ぐ綺麗に行うのは、後手にしたときにも器用に手先を動かせるかどうかに左右され、一度刈ってしまえば修正するのは困難だからです。
トップのボリュームとのバランスも大切で、下手するとモヒカンやパイナップルみたいになってしまいます。
メンテナンスなら自宅でもできるので、最初は美容院にお願いしてヘアスタイルをつくってもらい、その後、髪が伸びてきたら自分で長さを揃えるという方が失敗しません。
どんな道具を使うの?
美容院でやるならお任せですが、自力でやろうと思うなら道具をそろえる必要があります。
まず髪用のはさみは必要です。
そして欠かせないのがバリカン。
はさみはトップのボリュームを調整し、毛先を整えるのに使います。
バリカンはもちろん刈り上げ用です。
プロなら、はさみだけで髪を短く切りそろえることもできるでしょうが、素人では無理です。
毛の長さを一定に刈り上げるためには絶対必要なので持っていなければ買いましょう。
ただ、3,000円くらいはするのでそのお金で美容院のカットに行けるというのが悩みどころです。
今後もツーブロックにしていくのであれば初期投資と考えましょう。
あると便利なのが三面鏡とヘアゴム、ヘアクリップ、コームです。