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独り言を言う人の10個の特徴と改善点(続き2)

それにしても世の中には「かまってちゃん」で溢れています。

男も女もなんだかんだ言ってかまってほしいのです。

この辺は動物と何ら変わらないなと思わされます。

ペットで飼っている犬も、かまって欲しい時にはお腹をこちらに向けて、撫でてくれとアピールしてくるものです。

人間もそれと同じでかまって欲しいから何らかのアピールをする。

聞こえるような独り言を言って気を引くのも、れっきとしたアピールの一つであると言えるでしょう。

3.考え事をしていて無意識に声に出ている

考え事をしている時に、無意識に声が出てしまうことはよくあることです。

これは、自分では無意識なので、独り言を言っていることに気づいていない人が多く、人から指摘されて始めて自分が独り言を言っていたことに気づく人もいます。

考えを整理する際に、声に出すことで整理しやすいというのもあるのかもしれません。

無意識に声が出ているということは、自分のやっていることや考えていることに没頭して我を忘れている状況なのでしょう。

こういった独り言は、かまって欲しいからわざと人前で言う独り言とは違いますので、人に不快感を与えるものではないと思います。

聞くほうも、あの人は仕事か何かに夢中になっていて気づかないうちに声が出ているのだろうと理解すると思います。

ただ、頻繁に独り言が続き、止まらないというのなら話は別ですが。

特に数字は声に出してしまう

計算する際、数字というものは、大きな数字になるほど記憶しておくのは難しいですから、確認の為によく声に出して数字を読み上げている人はいます。

7桁以上になってくると、一回見ただけで記憶しておける人の割合はぐっと減ってくると思います。

また、日本人は小学生の低学年で覚えた九九をひたすら暗唱させられた記憶があります。

一一が1から九九81までひたすら繰り返し暗唱していました。

そういった幼少の記憶からも、数字を声に出して復唱するという癖がついているのかもしれません。

4.寂しさを紛らわしている

1人暮らしの人などは、下手をすると一日誰とも話をしないということもよくあることかもしれません。

そんな生活が続くことは、あまりにも寂しく、精神衛生上よくありません。

ですから、寂しさを紛らわすために独り言がどうしても増えてきます。

でもこれは仕方がないことではないでしょうか。

ずっと何も言わずに黙っていることは生きている実感もなくなって暗くなってきます。

独り言で自分と対話することでもいいから、自分は生きていると確認したい気持ちはよくわかります。

独り言を言っている自分に気づいたとき、虚しくなることもありますが、一日中何も発さず黙っているよりもよほどいいと思います。

独り言とは言え、声を出して話していることには変わりませんから、話すということは大切なことなのです。

老人や一人暮らしを始めたばかりの人に多い

老人の一人暮らしは特に寂しさを感じるようです。

ですから、ほんの小さな人の優しさが涙が出るくらい嬉しく感じることがあります。

そういった老人の寂しさを狙っての詐欺事件も多いですが、そういった老人の気持ちを狙った許すまじき犯罪だと思います。

そんな寂しい一人暮らしの老人はどうしても寂しさを紛らわすために独り言が増えます。

本当なら妻や夫、娘や息子、そして孫に囲まれながら老後を送っている自分を思い描いていたのかもしれません。

それとは正反対の状況を嘆きながら一人つぶやいているのでしょう。

また、大学進学などで初めて一人暮らしを始めた人も大きな不安や寂しさを味わっています。

それまでは実家で家族と生活していたのが、一人暮らしを始めることとなり、自分の安全は自分で守らなくてはいけなくなるという不安が一人暮らし開始時にはつきまといます。

ですから、何に対しても神経過敏になり、独り言を言うことによって不安を打ち消そうとするのです。

5.周囲を気にしない

人前で堂々と独り言を言える人というのは、気を使って人のことを常に考えている人にはできないことです。