あなたは独り言を言う人ですか?
自分では気づいていないだけで、実はぶつぶつと言っていませんか?
周りの人はそんなあなたの独り言をよく思っていない可能性もあります。
気づかない内に独り言人間になっている人の特徴と、独り言を改善するための方法をご紹介いたします。
独り言を言う人の10個の特徴
独り言を言う人には共通した特徴というものがあります。
自分がどれかに当てはまっている心当たりがある人は、自分が独り言を言っていないか注意するべきです。
ここでは独り言を言うひとの10個の特徴を検証していきます。
1.独り言を言うことで安心する
独り言というと、自分が自分に向かって話をしているのと同じですから、独り言を言う人というのは、もう一人の自分と会話している気分になっているのかもしれません。
何をする時にも、もう一人の自分と対話することで安心感を得ることができるのです。
無言、沈黙というのは不安をかきたてることがあります。
何かを発していることで少しでも変化があり、ちゃんと生きているということが確認できて安心するのかもしれません。
こういった傾向を見ると、独り言の多い人というのは、臆病で警戒心の強い人が多いのではないかと思われます。
声に出すと精神的に落ち着く
仕事でサービス業などの客商売をしている人は別としても、特に変わったことがなければ一日中誰とも会話することなく一日が終わるということもあります。
人間、話して自分の声を発していないと、とても不安になることがあります。
何か自分だけが孤立して取り残されているような感覚が、声を出していないと感じることがあります。
ですから独り言でも言って、自分の声を出していることで、自分はちゃんとしている、生きているということが感じられて落ち着くのでしょう。
人は緊張や不安を取り除くために、何か自分に合った方法を探しているものです。
独り言を言うことで落ち着ける人もいるし、知らぬ間に爪を噛んでいる人もいます。
人という字を書いて飲み込むふりをする人や、心臓をたたくという人などいろんな人がいます。
声を発して落ち着かせるというのは比較的オーソドックスなやり方ではあると思います。
2.周囲にアピールしている
独り言を言う人が自分に向かってのみ話していると思ったらそれは大間違いで、実際誰もいないところでは独り言は言わない人も多いです。
なぜかと言うと、その人達にとって独り言は、誰かに聞こえてもらわなくては意味をなさないものであるからです。
要は人にアピールしたいがために独り言を言っているということです。
自分の周囲でぶつぶつと独り言を言っている人がいたら、嫌でも気になりますし、話の内容を知りたくなります。
そういうことをわかって人の近くで独り言を言っているのです。
自分の他に人がいない時に、近くの人間が独り言を始めたら、何か不気味で怖くなってきますね。
しかし、それはあなたに気づいてほしくて独り言を言っている可能性が高いでしょう。
何か自分が自慢したいことがあるけれど、あからさまに自慢するのは少々嫌らしいと考えて、とりあえず皆の注意をひくことを目的に、訳の分からない独り言を言い始めます。
それで、周りの人が気になり始め「何を言っているの?」と聞いてきたら、自分の自慢を始めようと思っているかもしれません。
そこまでの戦略家はなかなかいないかもしれませんが、何らかの意図でアピールしたいことは間違いないでしょう。
かまってほしい
誰かが近くにいる時のみ独り言を言う人というのは、かまってほしいというのが本音だろうと思います。
かまってほしい、気をかけてほしいからぶつぶつ言ってみる。
「どうしたの?何言っているの?」と聞かれたらしめたもので、かまってもらうという自分の欲求は満たされたことになります。
あまりにも白々しい独り言を言っている人がいますが、あまりにもかまってほしいことが見え見えですので、そういったやり過ぎは誰にもかまってもらえなくなるでしょう。