CoCoSiA(ココシア)

大阪弁はどんな方言?可愛いものから...(続き3)

関西人は結構普段の会話の中、特に友達との会話の中で使うことがあります。

何か友達がわけのわからないことを言った時などに「どないやねん」とツッコミを入れることが多いです。

関東の一般人は普段の会話では一生使うことはない言葉ではないでしょうか。

大阪人、関西人は他県の人よりも普段から吉本新喜劇などに代表されるお笑いに触れる機会が多いので、普段の何気ない会話の中にも、ボケとツッコミというものを凄く意識しています。

誰かがボケていると思ったら自分はつっこみにまわり、「どないやねん!なんでやねん!」などとツッコミをいれます。

逆につっこみはいるけどボケる人がいない時は誰かがボケですと言った感じで、つねにボケとツッコミをペアとして考えているから、その辺の道端の会話を聞いていても、小さな漫才を聞いているような印象をうけることがあります。

かわいい大阪弁

大阪弁はかわいいと思われている部分もあります。

特に女性の使う大阪弁がぐっとくるという他県の人は多いようです。

可愛らしい女の子が大阪弁を話すと、そのギャップがなんともかわいらしさを出しているようです。

大阪弁で話す女性じゃないといけないというくらい熱狂的に好きな男性もいるようで、素敵な出会いを求めて大阪に移住する人もいるほどです。

めっちゃ好きや

大阪の女の子にこのセリフを言われたらぐらっと傾いてしまう男性は多いのではないでしょうか。

それくらいインパクトのある言葉です。

標準語で言うと「すごく好きです」ですが、これだとあまりにストレートで固い表現なので、言う女性は少ないと思いますが、「めっちゃ好きや」だと大阪弁の人懐っこい感じがでて言いやすいのではないでしょうか。

大阪弁は基本的に、標準語で言うと少し固く、冷たい印象を与える言葉を柔らかくマイルドにするような言葉という雰囲気があると思います。

標準語でそのまま言ってしまうと、相手にちょっと堅苦しく聞こえるようなことも、大阪弁を使うことで人懐っこい雰囲気に変わります。

そんなあかん

「あかん」とは「いけない」という意味ですが、女性が使うと何ともかわいく聞こえます。

いけないというのは頑なに拒否するというイメージですが、「あかん」はちょっとやんわりと断る感じがして、言われたほうもあまり悪い気はしないと思います。

「そんなあかん」は「そんなことはいけない」という意味です。

女性がそんなに好意を持っていない男性の誘いを断る時には結構気を使うものです。

あまりにきつく拒絶したら、相手が気分を害して恨みを買うかもしれません。

そんな時にも大阪弁というのは一役買ってくれます。

「あかんわ」とか「できへんわ(できない)」、「やめとくわ(やめておきます)」などの大阪弁を使って断ることで、やんわりとワンクッション入ったような感じになるので、断られたほうも、そこまで腹が立つということもないと思います。

付き合ってるの、誰にも言ったらあかんで

大阪弁で女性にこんなことを言われたら秘密を守ろうとするでしょう。

関西圏以外の男性は大阪弁を話す大阪の女性と付き合うことに憧れている人も多いと聞きます。

それは、こういったようなセリフを大阪弁で行って欲しいという願望があるからではないでしょうか。

映画やドラマでかわいい女優さんが大阪弁で話しているのなどをみると大阪の女の子っていいなあと思うことが多々あります。

昔はテレビなどで女性が堂々と関西弁を話すことなど、ほぼ皆無でしたが、今は関西出身のタレントなどは堂々と関西弁、大阪弁を話しています。

そんな言わんといて

そんなこと言わないでという意味ですが、やはりこれも標準語より柔らかい印象を受けます。

関西人は全体的に人懐っこく、誰にでもフレンドリーというイメージがありますが、その理由としては関西弁の柔らかさにあるのだと思います。

標準語なら角が立つので言わないようなことでも、大阪弁などならそこまで角がたたないので言うことができる。

ズバズバ言い合うのでそれだけ距離が縮まりやすくなります。

こんな方言もあるの?面白い大阪弁

全国的にはあまり知られていない大阪弁というのは結構あります。

他県の人が聞くと何のことを言っているのかがわからないと思いますが、大阪人にとっては聞きなれた言葉です。

ここでは普段馴染みのない珍しい大阪弁を紹介したいと思います。