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大阪弁はどんな方言?可愛いものから...(続き4)

こそばいやんか

「こそばい」は「くすぐったい」という意味です。

ですから「くすぐったいじゃないか」ということを言っているのです。

くすぐるというのは「こそばす」という風に言います。

但馬地方ではでは「こそばいい」とも言うようです。

「こそばい」がくすぐったいという意味を持つというのは、大阪弁だけに限らず、京都の言葉でも同じ意味を持っています。

関西圏なら全ての地域で通じる言葉でしょう。

ただ、「こそばゆい」という言葉は標準語でもありますので、関西以外の人でも意味を理解できる人は多いと思います。

大阪弁なんだけれど、他県の人も意味が理解できそうな言葉としては「ぬくめる」というのがあります。

ぬくめるは「温める」ということです。

コンビニなどで、勝った弁当などを温めて欲しい時に「これちょっとぬくめといてくれる?」と頼むわけです。

「ぬくめる」は温かい、ぬくもりなどからイメージがしやすいのではないでしょうか。

モータープール

さて、これはなんでしょうか?

ある名詞を指しています。

プールなので泳いだりできる施設かなんかをイメージする人も多いかもしれませんが、正解は駐車場のことです。

モーターは自動車を指し、プールはプールする(溜める)という意味で、自動車を溜める場所=駐車場ということなのです。

東京などの関東圏の人は全く馴染みの薄い言葉でしょう。

関西でも若者はわからない人も多いのではないでしょうか。

何十年と続く古い駐車場などは、今でも堂々と「モータープール」と看板を掲げて商売をしています。

逆に、比較的最近にできた駐車場は、そういった表示をしているところはほとんどないように思います。

炊いたん

まず「炊く」という動詞ですが、関西以外の人々にとって「炊く」といえば、お米を炊く時にしか使わないと思います。

しかし、関西圏で炊くというと「煮る」ことや、料理などを火力で温める時にも「炊く」を用います。

ですから「かぼちゃの炊いたん持ってきたったで」と言うのは、「かぼちゃの煮物を持ってきてあげたよ」という意味になります。

動詞「炊く」の使い道が、関西ではいろんな意味を持っているということになります。

一つの動詞が関西だけ別の意味を持っているという例は他にもあります。

これは兵庫県の一部だけですが、「めげる」という言葉です。

めげるというと、普通は落ち込む、意気消沈するとかいった意味を想像すると思いますが、兵庫の一部でめげるは、物が壊れるといった意味を持ちます。

「この時計がめげた」は「この時計が壊れた」という意味で使うのです。

べべ

べべというと関西以外の人は、「赤いべべきた子供が、、」というように小さい子供の洋服を思い浮かべると思いますが、大阪弁のべべは違います。

べべとはビリ、最下位という意味を持っています。

「お前はいつもべべばっかりやなー」は「お前はいつもビリばっかりだなあ」ということになります。

「べべ」だけじゃなく「べべた」も同じくビリ、最下位という意味です。

またもう少し荒っぽい言い方で「どべ」というのもあります。

これも同じ意味です。

ですから「べべ」、「べべた」、「どべ」、「どんべ」、これらは全てビリという意味をもっているのです。

大阪人は「べべ」か「どべ」を使う人が比較的多いのではないでしょうか。

しこるな

「しこるな」という言葉はもう若い人は大阪の人でも分からない人が多いのではないかと思います。