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清廉とは?意味使い方、清廉性が必要...(続き2)

しかし、大人になるにつれて多くの人はいろいろな経験を積み重ねていくのでそのせいで心が汚れてしまうんですよね。

正しく言えば、汚れるというよりかは“防御線をはる”ようなものなんですが…。

それに自分の心が清らかだったことを忘れてしまう人もおり、「自分はどうせ心が汚い」とあきらめている人もいるものです。

あなたもそのなかの一人なのではないでしょうか?

たしかに心の汚れというのは、体の汚れに比べるととてもでもすぐに取り除くことのできるものではないですよね。

でも少しは改善できるものなんです…。

その話についてはまた後日することにして、まずは「清廉」という言葉には“心が清らかである”という純粋性を示している意味があることを覚えるようにしてくださいね。

私欲のないこと

あなたには欲がありますか?多くの人間には必ず“欲”が存在していますね。

しかし、なかにはまったくもって欲のない人間もいるんです。

それこそが“清廉な人”なんですよね。

誰しも生きていれば「あれがしたい」「これがしたい」「あれがほしい」「これが欲しい」なんて考えるようになるものです。

しかし、そのように考えず、今あるものだけで満足をすることができる人もいるんですよね。

私欲がない人というのは、どこか冷淡な人間のように見られるかもしれませんが、それだけ自分や今の生活に満足しているということでもあるので、人からは好かれやすくなります。

もしかしたら、あなたもそのような人間にあこがれの気持ちを抱いたことがあるのではないでしょうか?「みんなのために行動できる」人こそがとても素晴らしいですよね!

また、私欲が出てきてもそれを抑える方法を知っていてコントロールできる人も清廉な人ということができます。

清廉を使った四字熟語「清廉潔白」の意味

これまでに「清廉」という言葉の意味についてお伝えしてきました。

なかには「清廉」という言葉独自で聞いたことはないけれども、「清廉潔白」という四字熟語だけは知っている!

という人もいるのではありませんか?

たしかに日本には、「清廉潔白」という四字熟語も存在しています。

とはいっても、その言葉がどのような意味を持っているのかまでも把握している人って少ないはずです。

これまでにお伝えしてきた「清廉」という言葉の意味をもとにして、「清廉潔白」という言葉の意味についても学んでいきましょう!

私欲がなくて何も後ろめたい要素がない様子

あなたの周りには、うしろめたい要素が全くないような人はいませんか?

人はときに何か秘密を持ったりするものですが、そんな秘密を抱えることもなく、本当に“潔白”である人というのも存在していますよね!

また、そのように後ろめたい要素がない人というのは、不思議なことに“私欲”をもっていないものなんです。

そのように“清廉潔白”というのは、なにも後ろめたいこともないし、それだからこそ隠すこともない、それに加えて私欲がない状況を示しています。

そんな腹黒くもなく、なにも欲もなく、うしろめたい要素がない人というのは人としてあこがれてしまいますね。

あなたもそのような人間を目指しているのではないでしょうか?

最近ではこの要素を持った人が減ってきている?

どの時代にもいろいろな性格の人が存在しているものです。

腹黒い人もいれば、そうじゃない人もいますね。

しかし、この要素を持った人というのはあまり最近では見られなくなっているといいます。

あなたの周りには、いるでしょうか?

SNSなどが流行して、ありのままの自分を表現するのを恐れる人が増えてしまったんですよね。

何かを投稿するにしても“イイネ!”がほしい。

そのために自分のなにかを犠牲にしてまでも、イイネを取得できるように努力している人もいます。

それって欲にまみれた人が増えているということでもありますよね。

また、なかには自分の何かを犠牲にしてそれを隠している人もいます。