いくつか代表的な方法を記載するので、できるものから始めてみましょう。
笑顔の数を意識する
自分でも笑顔になる回数が少ないと思うなら、それを増やしていきましょう。
もし1週間で一度も笑顔にならないくらいなら少なすぎます。
最初は人前で笑わなくても構いません。
家で面白い映画やバラエティを見て、面白いと思ったら我慢せずに声を出して笑ってみましょう。
そうすることで笑顔になる抵抗感が薄れ、表情筋も笑顔になることを覚えていきます。
微笑むだけでも印象がかわる
バラエティなどを見て本当に面白いから笑っているという場合、表情筋に変な力が入らずに笑えている状態です。
それを繰り返すうちに自然な笑顔が身についてきますから、そこで初めて他人に対して微笑むようにしましょう。
訓練ができていない状況にもかかわらず無理矢理微笑もうとすると、表情筋がひきつってそれはそれで怖いです。
さて、できるようになれば印象は急激に変わります。
生まれつきの目が鋭い角度だろうとへの字口になっていようと、微笑んでいると顔全体として怖くはなくなるからです。
また、どんな顔のパーツをしていたとしても微笑むことでできるシワや筋肉の付き方で根本から改善されることもあります。
使いどころをしっかり見極める
バカみたいにヘラヘラ笑っていると心が死にますから、微笑みや笑顔はできるときで構いません。
日本の文化としては常に笑顔でなければということもあるのでしょうが、本来楽しくもないのに笑っているのが妙な話ですから、接客業でもなければそこまでやらんでも良いでしょう。
接客業なら笑顔でいなければいけないシーンばかりですが、そもそも意識しないと笑顔になれない人は接客業には向いていないので、心から楽しい時だけ笑えば良い仕事に就くことをおすすめします。
眉間のシワに気を付ける
日々しかめっ面をしていると眉間のシワが深く刻まれてしまうので、眉に力を込めないように意識しましょう。
意識するだけでも改善はできますし、刻まれたシワも時間はかかりますが、新たな負荷をかけなければ肌のターンオーバーで直ってくることがあります。
スキンケアの観点からいうと、コラーゲンやエラスチンなどの肌にハリをもたらす成分が含まれたクリームを塗ることで回復が早くなることもありますし、乾燥によってシワがついているなら保水や保湿だけでも目立たなくすることはできます。
眼鏡やコンタクトを新調しよう
近視の人は目を凝らす癖があって眉間にシワが寄ってしまうことが多いです。
目を凝らさなくて良いように、眼科で視力検査をして必要であれば眼鏡やコンタクトを新調しましょう。
よく見えるようになれば眉間にシワを寄せる癖も改善されていきます。
口角を上げる
意識的に口角を上げる訓練をしてみてください。
口角が下がっている人は口周りの筋力不足ですから、意識的に口角を上げることはいってみれば筋トレになりますから、そのうちに意識せずとも上がってきます。
舌の位置も重要
あまり知られていませんが口角は舌の位置が下がっていると下がります。
舌の正常なポジションは上の前歯よりも手前の上顎に軽く付くくらいなのですが、舌の歯の手前に収まっている人は舌が下がっています。
舌が下がっていると口の周り全体の筋肉が弱まっているので口角も下がります。
口呼吸が多い人の癖としても見られるため、口を閉じて舌のポジションを正常ポジションでキープ、鼻呼吸をこころがけてみましょう。
慣れるまでは自宅で口にテープを貼って訓練するのもありです。
寝るときも有効な対処法といえます。
顔をゆがませる癖を全てやめる
顔をゆがませてしまう癖には、頬杖をつく、片側の奥歯だけで物を噛む、片側だけを下にして寝る、姿勢が悪いなどがあります。
これらは日常的に重力の負荷を一点に集中させてしまう行為であり、骨格が歪むことで顔面の左右非対称性を引き起こしています。
これらの癖を改善するだけで長期的に見ると大幅改善につながりますから、今すぐに癖が無いかを見直して、該当するものがあればやめましょう。